日本人の友達3人と自分の合計4人で行くことに決まったハルビン旅行。
中国にいる限り一度は見ておきたかった氷祭り。
2泊3日の旅日記。
哈尔滨旅游1/5~1/7
その週の火曜日の夜中に香港から帰ってきた私。
授業は毎日8時からというハードスケジュールの中(水曜日ちゃんと行きました)、始発で空港に向かっていては間に合わないため、金曜夜9時ごろ学校を出発し、その日は浦東空港泊。翌日早朝7時の便でハルビンへ。
今回は往路が吉祥航空で復路が上海航空。
吉祥航空のCAは態度があまり良くない(私調べ)のと、謎に揺れまくるので私と相性が合わない。(気がする)
機内食はやっぱり中国感があるものだけど、普通においしい。
(中国系航空会社の機内食、全部同じ匂いがする説。見た目といい、味といい、匂いといい、「中国だなぁ」と毎回思うのは何故だろうか・・・。)
昼12時ごろハルビンに到着。
空港は大きめで、更衣室があるので(!)現地に着いてから着替えることができる。
離陸地から厚着する必要もないのでその点では、非常に画期的だと感じた。
しかし、予防に予防を重ねてヒートテック3枚、タートルネック、セーター、その上にダウンを着ていたが、なお寒い..…。
空港ー市内直通バスのチケット売り場は一階の到着出口からすぐの、わかりやすいところにある。空港からハルビン西駅までだと2号バス(20元)。ちなみにバス料金は現金のみの受付。
バスに乗って街並みを眺めていたが、予想以上に雪が少ない....?
一面雪景色!を想像していたが、ちらほら土が見えていて驚いた。
最終日にマツエク店のお姉さん(行ったんかい)が言っていたが、今年は雪が少ない方らしい。
雪は少ないが、ちょっと外にいるだけで凍え死にそうになるほど寒い!
1日目は予想を超えてくる寒さにこたえて、13時ごろにはホテルに到着していたものの、4人で15時までダラダラした。
ホテルは、友人がairbnbで予約してくれた2泊100元ほどのマンションの一室。
広く、清潔感があって最高だった。大家?のお姉さんも明るく気さくな人。今まで中国で泊まった民宿/ホテルの中で1番綺麗&雰囲気が良かった。見つけてくれた友達に感謝。
夕方から本格的に行動開始。
ハルビンの冬は15時半ごろから暗くなり始める。
微信支付が可能且つハルビン西駅周辺から市内までの唯一のバスだとされる64バスは、夕方になると死ぬほど混む。座れないならまだしも、満員電車以上に人でごった返すので本当に疲れた。QR決済に慣れて現金を持ち歩かなくなってしまった故に、このバスに乗るしか選択肢がなかった。
今回の旅で苦労したのはその点かな。
《中国留学中&これからハルビンに行く予定の人へ》
ハルビンでのバスはコインが必要になるので予め準備しておきましょう。
ちなみにどのバスも1元なのは嬉しい。(安すぎるのでは)
夜ごはんは『老厨家』というレストランに行ってきた。
こちらは、クラスメイトの韓国の子がおすすめしてくれたお店。
この料理の名前は忘れてしまったけど、38元くらいだった。
なんていうんですかね…周りがはちみつのような甘いものでコーティングされており、中は空洞になっているサクサクのお菓子のような食べ物。
沙子面三鲜水饺 38元
中国で食べてきた餃子の中でダントツにおいしかった。
丸子 38元
锅包肉 38元
+格瓦斯 32元(少しだけアルコールが入っている甘いビールのような飲み物)
老厨家の中でも、中央大街の店舗は東北菜「鍋包肉」(1番下)で有名。(鍋包肉の発祥地らしい)
16時半ごろに到着したため、20分ほどしか並ばなくてよかったが、ご飯を食べ終わった頃(18時前後)は大勢の人が順番待ちをしていて驚き。御飯時より早めに行くのがおすすめです。
値段に関しては、比較的お手頃じゃないかと思う。
この量を4人で食べても(食いしん坊若干一名有)余ってしまうほどでした。
ちなみに油っぽくなりすぎてちょっとチョイスミスだったなと反省(笑)
その後夜の中央大街を散歩した。
人はまあまあいた。
時期が時期だったからでしょうかね。
その後、聖ソフィア大聖堂へ。
ロシア正教会の聖堂で、同じ名前の聖堂はウクライナやトルコにもあるようです。ハルビンの聖ソフィア大聖堂は現在博物館として一般公開されていますが、行った時は改修中で入れないようだった。
正直、想像していたよりもかなり小さくて期待外れではありましたが、昼間と夜では全く違う顔をしているので両方を見に行く価値はあるのかなと思う。
個人的には中央大街も聖ソフィアも、夜のライトアップより昼間の方が綺麗だと感じた。
その後、 马迭尔 の超有名なアイスを食べた。(イモトもイッテQで食べたらしい)
中央大街にあるものが一番有名ですが、正直ハルビンであればどこにでもある。(なんなら上海にもあった)
バニラ、抹茶、ドリアンなどいろんなフレーバーがありますが、原味(多分ミルク)で5元。
この日の夜は-16℃!
人生で初めて体験する低い温度。
この頃海南島に、香港に、と比較的暖かめの場所に行っていたのであの寒さは結構苦行だった.....。
《2日目》
翌日、11時ごろから行動開始。
まずは有名な『華梅西餐厅』へ。
ロシア料理のお店で、パンが有名。
値段は1人56元くらい。十分お腹いっぱいになります。
ロシア料理を食べれると思ったら安い方かな、と私は感じた。
ここは中央大街の人通りが多い場所にあり、非常に目立ちます。
お昼時かつ有名ということもあって、30分くらい待ったと思う。
人の往来が激しかった。パンだけ買っていく人もいた記憶が。。。
昼間の中央大街
私はやはりお昼の景色が好きだった。
その後ハルビン駅周辺の教会へ向かう。
その途中で見つけた川が凍っていた!!!ちゃっかり侵入して記念撮影(笑)
雪は少ないが、毎日お昼も氷点下というこでそりゃ川も凍るし氷もとけない。
川の上に立つ私。
こちらがその教会。お友達に任せていたので何という名前かわからない.....。
中央大街から歩いていけるけど、少し遠かった。
(今気づいたけどこれ教会じゃなくてホテル…?!笑)
さー!そして夕方には一番楽しみにしていた哈尔滨冰雪大世界へ!
バス移動をしている間に日が落ちてしまった。意外と知られていないと思いますが、日没時も夜のライトアップ時とは違ったフォトジェニックな写真を撮ることができる。
日没までに行く予定だったのでそこに関しては少し残念だが、今考えると、もっと早い時間から行って夜までいたら凍死していたと思う。(本気で)
入場料は学生証があれば、330元のところ200元になった。
留学中に行くのがお得で一番いいかもしれない。
世界三大雪まつりと言われる中の1つ。
とにかく全てが大きい。
中国留学開始以来、旅行中や、街の中で「中国スケール」のものに驚かされることはもはや恒例なのだが、(例:法门寺,世界一のスタバ,普通のモール等)これはレベルが違う…。
私はこの氷祭り自体に対してあまり期待をしていなかったが、行くまでの考えを大きく覆さた。あらゆる人の期待を大幅に上回ってくると思う。誰が行っても損がないと言えるイベント。
↑見てください!ライトが色とりどりでめちゃくちゃきれい!
この日の夜、実は体感温度-24℃だったらしい....。
そりゃ寒い.....。(何回目)
私は歩き回っている間にだんだん具合が悪くなってきて(頭痛、眠い、無感覚)
敷地内にある通常価格よりお高めのKFCのホットミルクを飲んだがそれでも温まり切れず、
その後暖房が効いているトイレで待機した....。(悲しい)
その点が残念だったが、凍死という現実が襲ってきたのでやむ終えず......。しっかり厚着しても寒いものはやっぱり寒かった.....。これは体質とかの問題もあると思うので仕方ない気がする。この旅行がきっかけで、私は寒さに勝てない人間だと知ることができた。
十分に氷祭りを堪能した後はホテル近くの東北菜の店へ。
味が濃いいいいい!でも美味しい。
店員の若いお兄さんが友達をナンパしてたの笑ったなぁ。
<3日目>
(バイキングの写真は友達からもらった)
3日目は夕方の飛行機に乗るため、午前から行動。
私は1人でマツエクをしに行った。
先にバイキングのお店へ向かった3人と合流するため近くのモールへ。
ここのバイキングはものすごい種類が豊富で、美味しくて、しかも学生証を見せると83元になった!時間制限は90分か120分のどちらかで、日本円にすると1200円くらい....?安すぎませんか。最高すぎる。上海にも欲しいくらい.....。
中国は美味しいものが安く、たくさん食べれるから最高!!!!!好きだ!!!!
とあらためて思いました。
長いようで短い2019年度、二度目の旅は終了。
私は北の国に住めないと悟った旅行でもあった。
⭐️ハルビン冰雪大世界に行く予定の人は...⭐️
①着込んでも寒い。とにかくこれでもかというほどカイロを貼ろう。
②足先の感覚がしぬので、必ずモコモコ靴下を履いて、できればムートンか厚手の靴で行こう。
③氷祭りの会場のトイレには暖房があるので、身の危険を感じたら一旦駆け込んで休憩しよう。
私からのアドバイス(?)は以上!
お祭り自体は最高で見応えあるのでぜひいって見て欲しい。
最後に
デモっぽいものが起きていて驚いた。金返せって書いてある…。