モチベはアイドル

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中国留学後1ヶ月集中型の勉強でTOEIC895点をとった話

 

英語をそんなに得意としていない中国一年留学から帰国したばかりの私が、一か月集中勉強により、TOEIC初受験で895点を獲得することが出来た話。

 

対策方法、使った教材、ポイントについてまとめてみます。

 

◎英語がそこまで得意では無い人

◎事情があって800点以上を取る必要がある人

などには参考になる記事かと思います。

 

 ▶︎目次

  • 設定した目標
  • 実際に行った勉強スケジュール
  • 使用した教材
  • 当時の英語力

 

 

 

  • 設定した目標

 830点。

 そもそもTOEICを受ける目的は、単位交換ができずに残っていた英語の授業の単位認定をしたかったから。(単位認定に必要な点数は880点。私に最終的に必要な点数は880点ということ。)

 受けるなら1回で880点以上をとりたい、とは思いつつも、自分にプレッシャーにならないように、今回はまず低めに830点という目標設定にしました。

 

  • 実際に行った勉強スケジュール

9月22日 HSK(中国語の試験)受験後、家に帰ってTOEICの勉強を始める。

9月25~29日 インターンと引っ越しで全く手つかず

9月30日 大学新学期開始。この日から図書館にて勉強開始

 

*授業後に一日平均4~5時間勉強。木・土はバイトでしたが、余裕があれば出勤前、出勤後に読解part5を解くorリスニングpart2をやる。

日曜は正午から夜8時まで勉強。

 

10月27日 受験

 

 

  • 使用した教材

 開始~9月末まで

「初めてのTOEIC新形式対応」

 

 10月から

TOEICテスト新形式精選模試2」の読解版とリスニング版両方

 

        

 

 

「公式TOEIClistening&reading」の3まで(一冊二回分)全て

(このシリーズの1〜3まで)

 

さらに図書館で見つけたTOEICの新形式対応模擬問題集を4回分くらい。

こちら

 

 

  • 当時の英語力

 英語の授業が割と多めの学部、かつ留学前にIELTSを獲得済みということもあって、英語に触れる機会は多かったとは思われます。(留学中はほぼ一年間英語ノータッチですが・・・。)

 私はIELTSのスピーキングで5.0をとってバンドスコアを6.0に下げてしまったほど、とにかく話すことが苦手。英語の授業でもしゃべるだけはとにかく苦痛でした...。

 代わりに、読み書き聞きは人並みにできたので、読解、聴力しかないTOEICの形式は自分に合っていたように思います。(あまりいいことではないけれど...)

 とはいえ、TOEICと同じく読解、聴力のみの試験であるTOEFL ITPは初受験が510点、最高520点だったので、点数はかなり低めです。(目標は550点だった)

 

 どちらも同じように目標を決め、毎日図書館で勉強していた。内容も似ていて、苦手な文法問題もあった。それにもかかわらず、なぜTOEFLでは点数が伸びず、TOEICでは一回で目標を達成することが出来たのか。

 

 

 

ポイントは2つあると考えます。

①とりあえず2,3回模試をやってみて弱点を知る。

②弱点に当てる時間を多めに毎日読解かリスニング、どちらかの模試をやる。

 

 

 

①とりあえず2,3回模試をやってみて弱点を知る。

 一回目に模試を解いたときは時間をはかってやりましたが、点数は読解とリスニング合わせて450点ぐらいでした🤦🏻‍♀️ 時間をはからずにゆっくり解いても600点いくか、いかないか。

 

 初っ端から「こりゃ一回じゃ880点いかないな」と若干諦めムードに。

ところがその時は既に申し込み済みだったし、どうこう言ってもやるしか無いので、「できるところまで頑張ろう」と気を取り直しました。ここで一旦肩の力を抜いたのが良かった気がする。

 

 

そして模試を数回やって分かった弱点は、

①読解が間に合わない。→パートごとに時間配分を決める必要性

②読解part5(文法)が苦手

③リスニングpart2間違えすぎ

④リスニングpart3,4での集中力

 

 

①は致命的な話なので、まずはそこの徹底管理(?)から始めました。

時間に間に合わせる、そして800点越えるための鍵は「いかに文法問題(part 5)を正確に素早く解くか」では無いかと私は思っています。

 

長文は時間と集中力と、普段長文に触れる量でどうにかなりますが、文法は感覚がないと解けないし、語彙問題なら意味を知らなければ一瞬でアウトです。しかも30問もあるのにここを素早く解くしか読解全体を時間内に終わらせる方法は他にない.....。

 

この問題を解決したのは「part 5、6合わせて18〜20分以内に解く練習を重ねる」ことと、「間違えた問題の解説を写し、音読する」ことです。

 

前者のように、決めた時間以内に回答を終わらせる練習は毎回プレッシャーになるし、気が重くなります。やりたくないと思うことが多かったですが、この練習による改善効果はあったと思います。

あとは全て長文に時間を回せる!と思うと少し安心して解けます。20分以内にpart 5、6を終わらせればあと55分は長文に使えますからね!

 

あと解説の写しと音読に関してですが、果たして音読をすることが対策として効果があったのかは正直分からないです。🤣でも、何回も読むことによって感覚が身につく実感はあったかな。

文法問題のみに的を絞った問題集をすることも効果的かと思います。

 

 

 

③リスニングpart2間違えすぎ

これはとにかく新しい問題を何回もやりました。

隙間時間はほとんどこれに時間を当てた気がします。というのもpart 3、4はディクテーションしづらいけど、part2は読まれる文が短いので手をつけやすいのです。

手っ取り早くリスニング全体の点数を上げるにはpart2を完璧にすることが良い作戦かと思います。

 

シャドウイングとディクテーションのどちらかをすればリスニングは伸びると言われていますが、私は手を動かして覚えるタイプなので後者をすることが多かったです。

 

人によると思いますが、ディクテーションは本当に効果があるのでおススメです。

 

 

新しい問題をやる

間違えた問題をディクテーションして再び答え合わせ

もしまた間違えてたら音読

次の日、間違えた問題をまたディクテーション

 

具体的にはこのような流れでやっていました。

見た感じめんどくさそうだけど、単純で短い時間で終わるので飽きずに続けられました。

 

 

④リスニングpart3,4での集中力

「ちゃんと聞いておけばわかったのに」という問題ってあると思います。この手の問題は結局は集中力が原因だと思うので、模試中は他のことを考えないよう努めました。

 

あとはリスニングの時、私は力みやすい(?)のですが、リラックスして会話状況を想像しながら聞くと、正答率が上がっていきました。

 

音声開始まで質問内容を読み終わり、音声が流れている間はどういう場所で行われ、どういう会話内容かを場面を想像して聞くようにしました。

 

 

因みに、試験前1週間でリスニングは平均89〜90点、読解は75〜80点程度取れていまいした。

リスニングは安定していましたが、読解は本当に変動が激しく、少し不安はありました。読解で85点以上取れないと、830点以上は難しいからです。

 

数回ですが、part5の難易度次第では読解85点取れることとかもあったので、正直運に賭けるしかないな、というところはありました。

 

 

 

 

私がやったことは以上です。

読んでいただいて分かったと思いますが、本当に基本中の基本なことしかやっていません。

 

正直、集中的にやれば英語の試験系はすぐに目標達成できると思います。

 

受験すると決めた日程まで1ヶ月間できるだけ時間を作り、自分の弱点に見合った対策とひたすら模試をやっていれば800どころか900点は超えれるんじゃないかと思います。

 

 

 

TOEIC900点台を本気で目指す人には参考にならないかもしれないですが、800点以上という条件があってくすぶっている方には参考になるかなと思います。ぜひ誰かの参考になれば幸いです。