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《中国映画》被偷走的那五年(2013)を見た。

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被偷走的那五年(2013)

英語名:The stolen years

日本語名:失われた時間

監督: 黄真真

主演:白百何/张考全

カテゴリー:ドラマ、ラブストーリー

サイト:腾讯视频にて視聴。

NETFLIXでも見れるようです。

個人評価:💙💙💙

 

 

 

あらすじ:

事故に遭い、1ヶ月の昏睡状態から目を覚ました何蔓は、自分が記憶を失ったことを知らされる。新婚旅行先で事故にあったと思っていたが、実際には別の場所で事故に遭っていた上に、結婚から5年経っており、さらには夫の谢宇とは1年前に離婚していた。5年間の記憶を丸々失ってしまった何蔓は再び谢宇の元で暮らし始める。谢宇には新しい彼女ができており、少し他人行儀であったが、何蔓の記憶を戻す手助けをしていた。そして、何蔓が「なぜ1年前、離婚したのか」について真実を突き止めて以来、2人はよりを戻す。

しかし、再び愛し合う2人に次に襲い掛かった試練は、事故の後遺症として進行してしまった"若年性アルツハイマー病"だった。この耐えがたい現実にも向き合い、谢宇は2度目のプロポーズも済ませ、うまくやっていけているかのように見えていたが、何蔓はある日突然成功率が極めて低い手術を受けに行ってしまう。その後の2人の人生とは....?

 

 

 

 

 

感想(ネタバレあり):

正直結末は予想外でした。

「こうなる映画もあるんだ」と思いました。

 

何蔓という女性の人生はあまりにも悲劇すぎる....。5年間の中で受けてきたストレス、離婚の決定的理由となった自身の浮気(浮気というか…)....完全に記憶を失い、以前とは人格も変わった彼女がその事実を知る時がとても残酷だった。

 

その難を乗り越えて幸せになった矢先のアルツハイマー病。少し「私の頭の中の消しゴム」に似てるかな...?と感じつつ途中から見ていたのですが、もはやそれよりもバッドエンドでした。

 

ネタバレすると、何蔓は成功率が低いアルツハイマーの手術に失敗し、顔から下が植物人間になってしまいます。

そして谢宇が選んだのは「自分の手で何蔓の人工呼吸器を止める」ということでした。

冷静に映画を見ていた私も流石に最後のシーンには涙が流れましたよ....でも感動というよりは残酷さに涙が出ました。

 

映画は新婚旅行のシーンから始まるのですが、幸せな部分、すれ違う部分、また愛し合う部分、悲惨な別れを告げる部分など2時間弱に一気に見せられて本当...もういいよ!!!ってなっちゃいました(笑)

 

泣かせたかったとしても、ここまでする必要あったかな.....。流石に最後が事実上の「人を殺す」っていうのは後味があまりよくない。

 

とはいえ....科学(手術の成功率)には逆らえないから自分の受ける現実を生きるしかない、というメッセージなのか....大切な人の人生だからこそ、楽にしてあげるのも「優しさ」というメッセージなのか....捉え方にもよるとは思いますが、わたしにはただの残酷な話に見えました(笑)

 


ただ、ストーリーに引き込まれる部分は確かにあったので、ハート3つです。

 

 

白百何はさすが恋愛映画にたくさん出てるだけあって表情の変化とかお上手だなと思います。引き込まれる。俳優さんもよかったです。

 

 

ところで劇中に出てくるプロポーズのサプライズは古臭くて笑えます(笑)江南スタイル踊ってたり時代を感じたなぁ.....。

 

 

 

感動する恋愛映画が好きな人はみて間違いないと思います。

 

 

気になった方は見てみてください!