中国コスメ正直レビュー第7弾。
今回は3回目となる「ファンデーション」のレビュー。
そもそも気軽に買えない(個人輸入がしづらい)中国コスメのファンデーションをレビューしたところで需要があるのか、と思いつつ、せっかく買ったわけだし今回も記録に残しておく事にした。
今回購入したのは、carslan（卡姿兰）の「lasting cover foundation」99元(約1600円）
”24時間メイクキープ”という謳い文句が印象的でしたが、それが目的というよりは、総合的に見てレビューが良さそうだったので買いました。
私が中国コスメのファンデーション探しで重視していたのは、
①崩れない
②暗化が激しくない
③そこそこのカバー力
こちらの3条件です。特に小鼻周りが崩れやすい私にとって①は絶対条件でした。
一応全部満たしているっぽい&レビューが多かったのが、carslanだったわけです。
ちなみに私の肌質としては、
「少し敏感肌寄りの混合肌(多分インナードライだけど、額、鼻周りは油田)」です。
皮脂が出やすいので乾燥肌向けのツヤ系ファンデーションを使うと崩れが酷いですが、脂性肌向けのマットすぎるファンデーションだと夏でも乾燥して粉吹き大事故を起こします()
したがってセミマットが理想ですが、ちょうどいいセミマットファンデを見つけることができておらず、総じてマットファンデを使うことが多いです。
これを頭に入れて以下読んでいただけると分かりやすいかと思います。
"暗くならない、皮脂を抑える、汗に強い"
「lasting cover foundation」は、干皮（乾燥肌）向けの「小奶猫」と、油皮（脂性肌）向けの「小夜猫」 ２種類。前者が艶、後者がマットの質感になります。
色展開は「小奶猫」01玉瓷色、02亮肤色、03柔沙色、
「小夜猫」01瓷肌色、02自然色、 03象牙色の各3色のみ。
私は、今回マットの 「03象牙色」を買いました。
サンプルでついてきた02自然色はベージュオークル系で黄味が強く、私が購入した03象牙色は明るめオークルという感じでした。
匂いはエチュードのファンデーションとそっくり。
私は平気でしたが人によっては匂いがキツいと感じそうな気がする。
(条件は全て同じで、白色灯の下で撮り、無加工。)
実際につけてみた写真がこのようになっています。
公式に書いてある通り、時間が経っても皮脂の酸化に伴う暗化は起こりづらいと感じました。
また、近づいて見ない限り遠目ではかなり綺麗な仕上がりになったと思います。
その点はよかったですが、一方で気になるところもありました。詳しい内容は以下の通り。
①ファンデーションのみ
一切保湿せず素肌にそのままファンデをつけた写真(右上)は他に比べてパッと見でさえ乾燥しているように見えるかと思います。
ファンデを塗ってすぐに「なんか突っ張ってるな...」という感覚があり、その状態が2時間くらい続きました。
また、輪郭あたりの粉吹きが激しかったです。
②保湿下地＋ファンデーション
乾燥具合や時間が経ってからの皮脂の出具合がちょうどよかったのは、保湿系の下地を塗った肌の上にファンデーションを重ねた時です。
ファンデを塗って11時間後くらいに鏡で観た時も、そこまで崩れていなかったです。
また、ファンデーションのカバー能力を1番発揮できているのではないかと思います。
ただ、注意が必要なのは鼻から皮脂が出るスピードはめちゃくちゃ早かった…。
③化粧水＋ファンデーション
1番毛穴が目立っていないのは右下の写真ではないかと思います。
見た目は悪くないですが、②と比べて、全体的に皮脂が出てくるスピードが速かった気がします。
逆に言うと、乾燥は1番気にならなかった方法でした。
保湿下地+ファンデーションを塗った状態でマスクを2時間つけた時の落ち具合はこちら。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、鼻付近はどうしてもファンデーションが取れてマスクに付いてしまいました。
また、頬の盛り上がっている部分など、マスクに接する部分もファンデーションが取れています。公式では「マスクにつかない」といった説明もありましたが2時間でこの取れ具合（しかもずっと家にいた）なので、外出時のマスク崩れは期待しない方がいいかな、と思いました。
あと、特記しておかなければいけないこととしては、つけた後の肌荒れ疑惑です…。
ここ二、三年は化粧品で肌荒れすることは滅多になかったですが、このファンデーションを使い始めてニキビが二、三個できた気がします…。（これに関しては要観察という気もする）
おそらく、乾燥によって皮脂が過剰に分泌されることが原因となり、ニキビが出てきたのかな、と思います。
全体を通した感想としては、「これから使うのを避けてしまいそう」です…（笑）
あんまり暑くない日や、湿気が強めな日などには使えそうな気がしますが、こうした特定の状況がない限り、進んで手に取ることはないかなぁ、と正直思いました。
わかりやすい例えと言えるかどうか微妙ですが、「小夜猫」は、メイベリンのマットの方の「FIT ME リキッドファンデーション」よりもさらにマット仕上がりなので、「FIT ME」で乾燥する人は購入を避けた方が良さそうです。
終わり
