12月末に2回税関で引っかかった末に、ようやく届いた中国コスメを紹介します。
本来はリップ四本、アイシャドウパレット一個を購入していました。
しかし、リップが液体で引っかかってしまったため、今回紹介するのはリップ一本とアイシャドウパレットのみです。
品数が少ない分、しっかりとレポートしたいと思います。
・ブルべ夏冬(クールウィンター、クールサマー)の人
・マットリップが苦手な人
・日本では買えない中国コスメに興味がある人
以上のような人には参考になるのではないかと思います。
※私はごく一般的な消費者で、所持しているコスメの数もそう多くないため、他のコスメとの比較が難しいです。
また、完全に趣味でレビューなどを書いているので至らない部分もたくさんあるかと思います。
こうした点をご理解の上、ご覧いただいた方が良いかと思います。
《Judydoll》
それでは最初に、Judydollのアイシャドウパレットのレビューから。
(画像:wow colour RED公式より)
まず、コスメを新調するきっかけは、自分自身のパーソナルカラーが明らかになったことです。
元々手持ちのコスメのほとんどがイエベ向けだったため、自身のパーソナルカラーであるブルベクールウィンター、クールサマー向けの普段使いできそうなブラウン系アイシャドウパレットが欲しいと思っていました。
当初はClioのプロアイパレット 「11 #walking on the cozy alley」を狙っていましたが、こういうヌーディーかつミュートな色合いのアイシャドウを使ったことがなかったため、「わざわざclioを買って失敗したら嫌だな」という不安がありました。
そこで、以前粉質を見たことがあったのと、clioに比べるとお値段も安いことから、judydollのアイシャドウパレットを買ってみることにしたのです。
今回購入した「#15粉芋灰棕盘」は公式画像を見ても、RED小紅書の投稿を見ても柔らかなグレイッシュブラウン・ピンクのアイシャドウだったので、CLIOと重なる部分もあるし、ブルベの人にも合うブラウンなのではないかと思いました。
ちなみに、このブログでもお馴染み「jill leen」の9色アイパレットとも迷いましたが、以前購入したパレットを1年半ほど使い続けていく中で、「色持ちがいまいち」だと感じていたのと、配色的に使いにくいのではないかと思い、judydollにしてみました。(気になっていたのは#GM15)
《Judydoll「玩趣眼影盘」の概要》
今回、私は Judydollのアイシャドウパレットの中でも、シェーディング、チークが一体化した「玩趣眼影盘」を購入しました。
色は上で述べた通り「#15 粉芋灰棕盘」です。
購入時の値段が63元で、日本円にすると約1141円でした。
結論から述べると、「ブルベクールトーンの人に最適なアイシャドウではないが、使えないこともない」という感じでしょうか。
以下で詳しくその理由を述べていきます。
《実物写真》
自然光の見え方は、昼白色と近いです。
当初、電球色の下で開封したため、「こんなに茶色っぽいの買ったっけ?!」と一瞬不安になりました(笑)
《スウォッチ》
スウォッチの順番は以下のようになっています。
先にマット、次にラメ系を塗ります。
ちなみに②はシェーディング、①と④はチークとしても使える色になっています。
(③もシェーディングに使えそうに見えますが、その用途としては少し濃すぎると思います)
スウォッチは、腕に何もつけていない状態と、腕にファンデーションを塗り、その上からパウダーで押さえた状態の二種類に分けました。
塗り方はどちらも指で2、3回重ねています。
若干明るさが違うように見えますが、ほとんど同じ条件で撮影しています。
こう見てもお分かりいただけるように、何もない肌の上だとマット4色(①〜④)があまり発色しません。
ラメ・シマー系の⑤と⑥については、ファンデーションの有無に関わらず柔らかめの発色だと思います。
⑤と⑥の違いがいまいち分からないと思いますので、指に乗せた写真を撮ってみました。
どちらもシルバーラメですが、⑤はラメの間隔が広く、グリッターっぽいのり方であるのに対し、⑥はよりきめ細かく密集したラメになっています。
そのため、⑤の方は腕に塗ってもあまり発色していないように見えています。
また⑤は、パレット上では薄くピンク味を感じますが、腕やまぶたに載せるとピンク味はほとんど現れません。
最後に、⑦はかなり濃いめブラウンのシマー系シャドウになっています。
《色持ち》
右目はファンデーションのみ、左目はファンデーションの上からアイプライマーを塗った状態で全く同じメイクを施し、半日(約5時間)を過ごしてみました。
メイクしたての見た目は発色も含めてほとんど同じでしたが、5時間後の「ラメの取れ具合」に差が出ました。
やはり、アイプライマーを塗っている方がしっかりとラメが残っていました。
気になった点としては、「色が肌に吸収されたのか?!」と思ってしまうくらいには色がくすんでしまいました。
かつてカーキ系のシャドウが全く発色しなかった自分的には、発色した方だと思います。
また、腫れぼったい感じにもならないので、比較的肌に合った色のアイシャドウパレットのような気はしますが、それでも少し暗すぎた、もしくは青みが足りなかったのかもしれません。
《Judydollまとめ》
このアイシャドウパレットをおすすめする人は以下のような方々です。
① 旅行に行くときに荷物を減らしたい人
② 浮腫解消メイクをしたい人
③ くすみ系のカラーが似合う人
色持ちについてはアイプライマー必須ですが、発色は普通〜良い方だと思うので、値段の割には使えるパレットになっています。
Judydollの「玩趣眼影盘」はカラバリ豊富なので、「#15 粉芋灰棕盘」以外にもそれぞれに似合うパレットが見つかるのではないでしょうか!
《INTOYOU》
続いてはINTO YOUのリップレビューです。
昨年11月ごろから日本で公式販売がスタートし、TwitterやYoutubeではよく見かけるようになったINTO YOU。
今回は日本ではまだ販売されていない、「水感裸雾唇釉」を購入してみました。
具体的にどのようなリップかといいますと、塗りたては水光感のあるリップですが、時間をおくと唇の上でマットリップに変わる、というものです。
3CE Blur water tintと同じようなものだと思ってもらって間違いないと思います。
《INTO YOU 水感裸雾唇釉の概要》
私が購入したのは「W08 粉提荔枝饮」。
値段は59元(約1069円)でした。
似たような色としてはW01、W02がありましたが、ブルベ向けコスメ初心者の私には少し強すぎる色に感じられたため、より淡めの色であるW08を選びました。
こちらも結論から述べると、「色が若干似合わなかった気がするけど、質感はとてもいい使いやすそうなリップ」です。
《スウォッチ》
色味としてはこのようになっています。
リップそのものの色は洗面所が一番近いですが、唇に乗せた時は昼白色蛍光灯のが近いです。唇に塗ったときの色は以下で詳しく説明します。
手持ちのリップで一番色味が近かったRomand 「#18 mulled peach」と比較してみました。
W08は若干赤み?を感じなくもない...?! 一方で#18の方はより紫みを感じます。
唇に塗った写真は以下のようになっています。
I phoneとvivoでは写りが違って見えたため、二つ並べてみました。
(全て肌補正しましたが、明るさはほとんどいじっていません。)
公式写真はi phoneに近い色味ですが、vivoだともう少し茶色味が出ていると思います。
正直なところ、どちらも肉眼で見た時の色と全然違います(笑)
肉眼で見た色と一番近いのは「vivo外カメ+グロス」(一番下)で、これにさらに紫みを強くした感じです。
もう少しピンクみがあるのではないかと思っていたため、想像していた色とは違ったのですが、重ね塗りによって印象が変わるので意外と使えるかもしれないです。
(付けているときの乾燥や縦皺は気にならなかったのですが、Vivoで撮影すると若干縦皺が目立つ?!)
《色持ち》
唇に一回塗った状態でティッシュオフした画像はこちら。
結構しっかりと「っンマッ」としましたが(伝わる?)、その割にはティッシュにもついていない方かと思います。
マスクをつけて3時間くらい過ごしましたが、マスクには一切ついていませんでした!むしろ色がさらに唇へと染み込んでいた気がします。
また、お茶を飲む、パンを食べる程度の軽い飲食であればほとんど色が落ちない!
カレーを食べた時は流石にガッツリと色がはげましたが、それでも若干色が残っていました。
総じて、色持ちはかなりいい方だと思われます。
《質感》
質感としては、塗りたてはさらさらな液体で艶感がありますが、少し時間が経つとマットに変化します。
ちなみに変化までの時間は1分10秒で、それより前までであればぼかし作業も問題なくできました。
マットに変化後は色が定着しているので、ぼかすことが難しくなります。
マット質感の時も唇が突っ張るという感覚はなく、何もつけていない状態に近いです。
「っンマッ」とした時に若干くっつく(というか上下唇がゆっくり離れていく)感じはありますが、全くもって不快ではありません。
乾燥もほとんどありませんでした。
《INTO YOU まとめ》
いい点をまとめてみると以下のようになります。
①モサモサ感がないので快適かつグロスを重ねやすい
②塗る時の不快感がない
③ほとんど乾燥しない
④色合いが絶妙
⑤色残り抜群
「艶系ティントが大好きなのにマスクにつきやすいから付けにくいな...でもマット系のリップ苦手だしなぁ...」という人も多いと思いますが、そう言う方にとってはとても使いやすいリップだと思います。(私がそのタイプでした)
乾燥しにくいと言われるようなソフトマット系のリップだとモサモサ感があって気になりますよね。あとは発色や色持ちはいいしモサモサもしないけどカピカピに乾燥するから使えない、などなど。
そう言う悩みを全て解決してくれるティントだと言っても過言ではないと思います。
INTO YOUといえば日本でも販売されている「泥リップ」ではありますが、個人的には「水感裸雾唇釉」の方が好きでした。
まだ泥リップが発売されたばかりではありますが、日本でもぜひ実店舗で「水感裸雾唇釉」が買えるようにしていただきたいです!笑
以上が今回のレビューになります。
もし気になる中国コスメや中国コスメブランドがあればレビューしますので、DMやコメントでお知らせください!(※色はクールトーン向けを選ぶことになると思います)