今更感がありますが、先日無事に韓国から帰国したので、ビザ申請についてまとめておきます。
私が今回まとめているのは「福岡総領事館」における申請過程、さらに予約制になる前の話なので、全ての領事館に当てはまることではありません。したがって、参考程度に見ていただけると幸いです。
※現在、ビザの受付は予約制になっています。
-
ビザ申請の流れと申請確認に使ったサイト
まず、領事館におけるビザ申請/受取の流れ、申請にかかった時間、申請確認において使用したサイトについて記録しておきます。
-
申請の流れ
申請:朝9時〜11時半
①領事館の前にある入場者記録を書き、中に入る
②受付窓口において、ビザ申請書類とパスポートを出す
③館員が書類を確認後、受取日を告げられる(パスポートは預ける)
④渡された領収書を持って帰宅
まず、私は6月末の受付だったため、申請日も受取日も特に並びませんでした。
(7月後半のビザ申請・受取の際は、並ぶ必要があるくらい人が多かったようです。)
そのため、朝の9時5分くらいに総領事館に到着し、帰宅するまでに15分くらいしか掛かりませんでした!おそらく、どの方も受付自体は5〜10分で終わると思います。
受取:13時半〜16時半
①領事館の前にある入場者記録を書き、中に入る
②受付で前回もらった領収書を渡す
③約15分〜20分後、館内で待機している受取勢全員の名前を呼ばれる
④呼ばれた順番に並び、パスポートとビザを受け取る
⑤帰宅
私は13時半ぴったりに到着してこんな感じでした。
受取時間ギリギリに行った方が、案外スムーズに終わるかもしれません。
ちなみに、諸手続きが更新された日時は以下のようになっています。
受付日:6月29日
申請日:7月4日 ※Korea visa portalにおいて、「申請日」と表示されている日時
更新日:7月9日 ※Korea visa portalにおいて、「許可」が表示された日時
受取日:7月13日
私は今回ビザ申請受付から受取まで、ちょうど2週間かかりました。
ビザ申請日の6月29日時点では「シングルビザ」のみの申込受付が行われていましたが、結果的に獲得できたのは「マルチビザ」!
どうやら申込日よりも、機関側での処理日が重要みたいです。
-
申請確認に使用したサイト
申請過程については、「Korea visa portal」で時々確認をしていました。↓
-
必要書類
まず、申請に必要な書類は自身が住む地域管轄の領事館のサイトをご覧ください。
私はこちらの福岡総領事館のサイトを確認しました。
※最初私は勘違いをして、下記サイトを見て申請書類を集めていました。後々気づきましたが、福岡とは準備するものがかなり違いました。福岡総領事館は要準備書類が他の地域よりも多いです。(申請書類の書き方は同じなので、そこら辺はとても参考になる記事でした!↓)
-
ビザの申請で躓いたところ
① 6ケ月以上有効なパスポート(原本)とコピー1枚
② 査証発給申込書(添付)
③ カラー証明写真1枚(4.5cm×3.5cm)
④ 往復航空券予約確認書(e-ticketなど):お名前、日付、便名などの情報が必要
⑤ ホテルまたは在留予定場所の予約確認書:お名前、期間、住所、電話番号などの情報が必要
(知人やご親戚宅に滞在される場合、その方の住民登録証を両面コピーして、滞在期間と住所・連絡先を記入)
⑥ 1カ月以内の銀行の残高証明書(原本)(日本語または英語) -> 旅行中に使う充分な金額が必要
⑦ 住民票(原本、1ケ月以内に発行されたもの)
⑧ (外国人の場合) 在留カードのコピー:6ヶ月以上有効な在留期間が必要(日本国籍の方は不要)
⑨ (学生の場合) 学生証または在学証明書のコピー
⑩ (整形手術などの医療観光ビザ) 病院の招待状または診療確認書、外国人誘致機関登録書
観光ビザの発行の場合、日本人かつ学生の場合は赤文字の項目が必要です。
皆さんが不安になりやすい部分だと思われる、⑤と⑥について自分の経験をシェアしたいと思います。
⑤ ホテルまたは在留予定場所の予約確認書
私は韓国滞在期間中、友人宅とホテルの2箇所に泊まる予定でした。
このような場合、準備する確認書は、2箇所分です。
しかし、ビザの申請書の「宿泊予定地」には、初めに泊まる方の住所を書く必要があります。
私の場合、友人宅が最初だったので、そちらの住所を書きました。
そして友人宅に泊まる場合、①友人の住民登録証の両面コピー、②滞在期間、住所、連絡先の記入、が必要です。
私は友人からもらった①の写真と②の情報をwordにまとめ、印刷し、提出しました。
また、滞在期間は「2日間」といった書き方ではなく、「7/20~7/22」という具体的な日程が必要なのでお気をつけください。
⑥ 1ヶ月以内の銀行残高証明書
多くの銀行では、受付から1〜2週間経ってやっと郵送される「残高証明書」。
私はこの証明書の存在に、ビザ申請予定日の2日前に気づき、絶望しました(笑)
ただ、結論から言うと、ゆうちょ銀行で即日発行できます。
郵便局に行くときには、銀行開設時に使った印鑑、通帳、身分証明書を持っていけば大丈夫です。
総合口座(記号番号が1から始まる口座)であれば、20分くらいで当日中に発行してもらえました。
ちなみに、前日分までの残高です。
残高証明書は日本語か英語の何方かが選べます。私は日本語で発行しました。
後々英語にしておけばよかったかな?と思いましたが、日本語でも何の問題もなく受け取っていただけました。
また、残高については滞在期間にもよりますが、10万以上はあった方が安心ではないかと思います。
-
余談1(空港泊はダメ?)
私は早朝便に乗って帰国するため、最終日は空港泊をしようと考えていました。
準備していた宿泊証明書は最終日の前日までだったので、「不備扱いされるのではないか」と不安になり、総領事館の方に「空港泊も大丈夫ですか?」と受付時に聞いたところ、「じゃあ仁川空港の証明書持ってきて」と言われました(笑)
空港泊がダメというより(実質ダメとも捉えられますが)、ビザ申請にはとにかく「滞在期間中全ての宿泊証明書が必要」ということだと思います。
-
余談2(渡韓予定日ギリギリに申請しても大丈夫?)
友人や渡韓日に空港で知り合った方の話によると、「渡韓日前日にビザを受取に行った。ギリギリの申請でも問題なかった。」とのことでした。
私の周りの人には、渡韓予定日から2週間以上余裕を持ってビザ申請をした人と、渡韓予定日前日にビザを受け取る日程で申請した人の2者に分かれていました。
とりあえず、渡韓当日に手元にビザがありさえすれば問題ないみたいです。
(渡航当日のチェックイン時に、おそらく以前シングルビザで渡韓経験がある方が、使用済みのシングルビザを持ってきており、「違うビザを申請してからきてください」と言われていました。当日に気づくのは辛すぎる...😭)
-
ビザ申請にかかったお金
ビザ申請そのものにお金はかかりませんが、準備の際にかかったお金についてまとめておきます。
残高証明書発行代 1100円
各種書類のプリントアウト代 240円
(+交通費 2320円)
ビザ自体の申請が無料とは言え、なんだかんだでいろんな部分にお金がかかりました。
特に沖縄や鹿児島など遠方から福岡総領事館にて申請する方は、交通費がこれ以上にかかりますよね...。
どうやら日本人の観光ビザが廃止されるとの話もありますが(8月2日現在)、実際のところどうなるのかはまだわかりません。
私はマルチビザを持っている状態なのでどっちでも問題ないですが、早くみんなが気軽に渡韓できるようになるといいですよね!