私が中国留学を開始したのは9月4日。
手続段階で生じた様々なトラブルが原因で約2週間ほど早く到着してしまい、その期間を1人で過ごした後、漸くウクライナ人のルームメイトが部屋にやって来た。
そして9/22から3連休。
折角三日間も休みがあるし、仲良くなるきっかけにと思い自ら彼女を誘い、初めての旅行先として選んだのが苏州だ。
実は以前桂林にいったことはあるのだが、予定も全て自分で立てていく旅行としては初めて。
最寄りの上海南站から出発。
予約は携程旅行で15.5元片道。
中国の火车（特に上海から）に関してだが、
上海から比較的距離が近い蘇州や杭州は大体長距離列車の通過地点、
（例：北京行きの列車の通過地点）
そのため、電光掲示板の到着地は違う場所が書いてある。また出発時間も結構頻繁に変わるので、自分が乗るものがどの乗り場かを確認する場合には列車ナンバーを確認したほうが良い。そうでなければ、「12:00時発で、蘇州行きの列車がない…！」などと焦ってしまうことになる。
アドバイスとしては、30分前には到着した方が無難。
注意点がもう一つ。
値段が安い火车はかかる時間が長いのと中がかなり汚い。
3回以上往復で乗っているが綺麗だった試しがない。私は耐えられるレベルだがそういうの無理だという人は迷わず高铁を選ぶほうが良いと思う。
こちら低糖と書いてあったから買ったが甘すぎて飲めなかった緑茶。
あとで調べたら中国あるあるらしい。
駅の中にあるローソンで買った肉まんは朝食。
確か2元くらい。普通の露店で売っている肉まんよりは高いけどすごくおいしかった。
蘇州自体は、1時間ほどで到着した気がする。(記憶が曖昧)
結果から申し上げると、滞在時間がさほど長くないので二箇所しか名所を回れなかった。
苏州火车站からは地铁でまず留园近くまで移動。
苏州の交通手段は現金支払いになるかと思う。地铁もバスも2元なので、普段4元で地下鉄に乗っている在上海留学生としては有難いが、コインの準備が必要！
旅行先の公共交通機関で電子マネーを使えるかどうかは非常に重要なことで....
特に電子マネーに慣れてしまった留学生にとっては、現金、しかもコインのみだと結構困るのだ.....。
留园の入場料は55元だが学生証を見せれば恐らく半額。しかしこの時はまだ学生証ができておらずやむ終えず原価を支払った。
苏州には中国四大庭園の拙政園があり、それが最も有名だと思われるが、入場料が90元.....
学生にはちょっと痛い出費なので、苏州古典庭園世界文化遺産の1つである留园で十分ではないかと個人的には思う。(庭の極意を知らない人間が言ってますので違っても許してください…)
留园ではルームメイトの写真を沢山撮った。
彼女のポージングはプロである。
載せれないのが残念なほどに完璧な被写体だった。
単体で写真を撮られることが苦手な自分としてはその自信のある姿が素敵だと思った。
続いて山塘街へ。留园から徒歩でいける距離だが迷ってしまって結局地铁に乗った。
日曜日であったこともあり、人が多かった。
私にとっては初の水郷（？）だったためどこを見ても新鮮で楽しかった記憶があるが、中国にはこういう景色が本当に多い。
正直なところ既に飽き始めている。(12月現在)
辣酱面15元くらいかな？
かなり辛かった。お茶も甘すぎて飲めないし、水は出てこないしで結構泣きそうにながら食べた気がする。
この日ルームメイトがかなり少食(というか中国料理があまり口に合わないらしい)と言うことに気づいた。
甘いジュース。そんなに安くはなかった。とにかく甘くて飲み続けると飽きるが、見た目は可愛い。
大きなハプニングも無くスムーズに終わった苏州1日旅。
思っていた以上に苏州は栄えていた印象。
田舎じゃないんだ、と思った。山塘街に行けばとりあえず楽しい。日本の若い子はこういう場所好きそう。上海から近い且つ安いので留学生以外でも上海旅行のついでに行く価値は十分ある。
最後に苏州駅。大きすぎて圧倒された。
上海にも似た形の美術館あるよね。
