11月中間テストの週末、留学生の小旅行があると通知される。
目的地は苏州,杭州,あと上海近くの島。
前者二つは行ったことあるため、あまり乗り気じゃなかったこの小旅行。
100元かかるし。
そこでいつも仲良くしている2人の留学生の友達と南京に旅行することになった。
厦门と北京が候補に上がるもののお金と時間的に南京に。
今回は高铁で駅も虹桥から。
早朝発だったのでタクシーで向かったが、そんなに安くないしタクシー捕まえるまで時間がかかったので終電までに行っておく方がいい気がする。
お初高铁は快適、綺麗で驚いた。
お金があるならいつでも高铁に乗って行きたい。
なんせ貧乏学生、そうとは行かないわけだが....。
<1日目>
まず到着してからご飯を食べにいくことに。
bluefrog という上海にもあるハンバーガーなどのお店!
ランチセットで58元くらいだったと思う。
実はこのカルボナーラがしょっぱすぎて友達がクレームをつけたらクッキーがもらえていた....私はそんな特典あると思いもしなかったのでしょっぱくても意地で食べたが。
この旅の一番の目的と言っても過言ではない「南京大屠杀纪念馆」だが.....
ちょうど工事中で12/13まで閉館中とのこと。
私が訪れたのは11/23、始まったのは11/20。
惜しい....歴史理解のためにと思っていたが旅開始早々落胆する出来事であった。
代わりに向かった記念館の裏側にある街の博物館。
織物の歴史が深いようで、歴代織物や美術館作品が展示されていて綺麗だった。
鸡鸣寺&玄武湖
こちらは私の「寺に行きたい」という願望を叶えてもらった形である。
入口の見た目が好きだった。杭州の净寺と同じく本堂近くで見た景色は最高に綺麗であった。お寺の雰囲気もよかった。
閉館ギリギリだったのでもう少し余裕を持って行きたい。
こちら南京料理の有名なお店。
友達が紹介してくれたのでお店の名前忘れてしまったが、水游城の近くにある。
確か1時間半待ちくらいだった。友人のひと押しのお陰で早く入れてしまったが(笑)
南京料理は正直油っぽいと感じた。
辛くもない。むしろ甘い。
個人的には胃にきたのであまり得意ではないかもしれない.....3人でこの量で余ったぐらいだ。もう少し注文するメニューと量を考えたら美味しい気持ちのままおわれたかも(笑)
<2日目>
2日目はのんびり11時ごろ開始。
ホテルと夫子庙が近かったのだが、夫子庙付近に立ち並ぶショッピングモールの広場の木に犬がかけてあった。(犬が着る服を枝に掛けてある)
人だかりができていて、興味深そうに皆写真を撮っていた。友達の1人がその犬を下ろして飼い主探しが始まった。
近くにいた警備のおっちゃんが言うには飼い主じゃない人がその犬を枝に掛けていったそう。明らかに人が飼っている犬であることはわかっていたが....
私の心中では、中国は犬などに対して無関心なイメージがあったため、絶望にも近い気持ちが膨れ上がる。実際に通りかかる人々は目線を向けるものの、他人事でしかない。南京の動物保護施設に連絡しても「近くの公安に届けて」というだけで来る気配はなく、公安も定休日。微博で拡散したが飼い主が見つかる気配も無かった。
最終的には公安前を通りかかった犬の散歩中の中国の方が微信で引き取り先を探してくださった。翌日渡すとのことで一旦連れて帰ってもらうことに。翌日本来の飼い主も運良く見つかったそうで、わんこ的にも最高の結末でこちらも安心した。飼い主を一緒に探してくれた中国の方には感謝である。
自分の中国人に対する印象が少し変わった不思議な出来事だった。
約3時間に及ぶ飼い主探しの後、ローカルな中国料理屋で昼食タイム。ここは美味しかった。
夫子庙
紅葉が綺麗だった。
中国語の能力が上がりますようにという気持ちで。
夜の夫子庙はとても綺麗。
人も多いが行く分には楽しい。
その後上海にもある海底捞へ。
安定に美味しい、トマトスープが私のお気に入り。
<3日目>
友人が中国料理屋は飽きたとのことで、昼食は日本のラーメン。これはちょっと微妙だった。
南京博物院
舐めてたら駄目だ....何しろ大きい。
規模が半端じゃない。3つぐらい大きな建物が敷地内にあるのだが、その建物もとにかく広い。
京剧を見ようとするが開演場所が見当たらず、時間が間に合わなかった。
中国の規模を思い知った.....古代の石器展のような催しも開かれていたが、とにかく遺物も多くて飽きた(飽きるな)
地下スペースで開催されていた昔の街並みの再現は非常に面白かった。写真がないけど。
比較的のんびりとした旅だった南京。
実は3¯日目に中山陵の最寄りまで向かったが、そこからのバス停で「予約がないと入れない」と言われた。無料で入るためには予約が必要なようだ.....。
中山陵に行く場合はまず休日は避けた方が良さそう、そして必ず予約を。
色々と残念なことも多かったため、上海からも割と近いしリベンジ旅をしなければならなさそうだ。
最後に迷子になっていたわんこ。
友達の足に座ってる。