前回のクアラルンプール編に引き継いで、今回はシンガポール編です。
<世界旅行記>マレーシアに行ってきた① - モチベはアイドルlantian-moon.hatenablog.com
(あまりにも内容が濃い旅行だったが故に、書くのが大変で8ヶ月も放置してました....😂)
お久しぶりですがまとめず終いではもったいないので、ゆるーく書いていきます。
まずクアラルンプールからシンガポールまでの移動手段の選択肢は
①飛行機
②バス
の二つの手段になるかと思います。
①も4千円弱と非常にお得ですが、②だと高くて2千円程度。
結局は時間を優先するか、お金を優先するかの話になってくるかと思います。
私は貧乏旅だったこともあって②を選びました。
②は長い時だと8時間近くかかるようです。
今回もなんだかんだで6時間半はかかったかと思います。
シンガポール行きのバスはクアラルンプールの様々な場所から出ているので、自分が泊まるホテルから近い場所を選べばよいかと思います。
私の場合、二日目のゲスハはチャイナタウン近くだったので、そこから最も近いと考えられた「Berjaya Times Square」から乗車することにしました。
友達とは留学から帰国して以来、この旅行で初めて会ったので、バス予約などに関する事前会議が出来ず、出発前日(クアラルンプールで)決める結果となりました。
●バス予約は「busonlineticket.com」でできますが、決済方法はpaypalでした。これらの登録には電話番号が必要。旅行中にwifiを借りるのではなくsimを使う人は、予め日本の電話番号でpaypalに登録しておく、もしくは日本でバスの時間をあらかじめ決めて予約しておくほうがいいと思いました。
結局、クアラルンプールではpaypalの登録ができず、バス予約も出来ませんでした。
その代わりに乗りたいバスの場所と時間を調べ、当日現地購入をすることに。
希望するバス出発時間の一時間前くらいに、乗車地に到着しました。
ところが、「探しているバス会社の窓口が見当たらない!」という事件発生!
「Berjaya Times Square」はめちゃくちゃ大きい建物。
バス会社の窓口を探すと言っても、建物の真裏に行くだけでも相当時間がかかってしまうし...。どこにあるか見当もつかないので、数分間その場で絶望してました(笑)
結局、探していたバス会社ではありませんが、一番目立つ場所にあったバス会社に尋ねてみたところ、チケットはあるとのこと。このバス会社で12:30発のチケットを購入しました。
●Berjaya Times Squareの入り口近く(the alleyやセブンイレブンが目印)に、「Five Stars」というバス会社があるので、事前予約できなかった方はそこに行けば確実に買えると思います。
シンガポールへの入国審査の紙は窓口で予約した時に渡されます。
出発時間の10分前にバス会社の窓口集合だったかと思います。入国審査の紙は乗車までに書いておいて、とのことでした。
バスは横3列で超ゆったりシート。飲食禁止ではありますが、かなり快適でよい。
前のポケットには中国系エンタメ雑誌が置いてあり、ちょうどその時期流行っていた「亲爱的热爱的」の特集がされていました。
wifiは無いですが、コンセントはあります。
これで45リンギット(1215円くらい)なので時間がかかっても別にいいか、と思えます(笑)
途中でICみたいなところで休憩時間もあります。
クアラルンプールではマレー語表記のものが多いですが、ここでは異変を実感できるほど繁体字表記が多く、中華系の人が多いのかなと思いました。
休憩時間は30分。
KPOP情報誌が沢山あったのだけど…3年以上も前のものも置いてあり、ここだけ時間が止まったのかと思ってしまった…。
途中スコールに遭いながらも、休憩からさらに2時間くらいバスに乗り、いつの間にかマレーシア出国審査の建物近くまで来ていたことに気づく。
しかしここが物凄く混む!!!
クアラルンプールから出国審査までは4時間くらいで渋滞もなくスムーズに来ましたが、この出国審査の建物の敷地内に入るまで、1時間近くバスの中で待たされました。
そして「ここで降りる?!」という道路のど真ん中の微妙なところで降ろされる。(笑)
何が何だか分からない私たちは、とりあえず同じバスに乗っていた人の後ろをついていき、建物の中に入りました。
そこからは香港深圳の時と同じように、というか普段の出入国審査と同じようにハンコを押してもらいます(特に何か聞かれることもない)。
問題は、気づいたら同じバスの黄色い服を着ていたおじさんが消えていたこと!
マレーシア国籍の方は自動で手続きできるので、秒で事は済む。だからすぐ消えたようです。
黄色いおじさんをあてにしていて、次どこにバスが来るのかなど全く知らない私と友達は結構焦りましたが、人の流れに従って降りていくと沢山のバスがやってくる乗り場にたどり着くことができました。
そこからは記憶の中のバスを探すしかありません!(笑)
とにかく大量にバスが来るので見逃したらおしまいです。(チケット予約時に書いた電話番号は日本のものなので、連絡もつかない)
幸運なことに、私たちはすんなりと乗ってきたバスを見つけることが出来ました。
この後、30分後くらいだったかな?シンガポール側の入国審査場に到着します。
この時もどこに行き、どこでバスに乗るかは知らされず!笑
一緒に降りた人たちを見逃さないように早く入国審査を済ませようとします。
審査官には生年月日を聞かれます。その他には、初めてきたのか、友達と来たのか、夏休みなのか、など結構いろいろ聞かれました。ちなみに全て英語。
無事に荷物検査を経たはいいものの、今度はどこに行けばいいのか分からない問題発生。
荷物検査の先は、そのまま歩道橋みたいなところを進んでいくルートとエスカレーターで下に行くルートに分かれていました。
同じバスに乗っていた人は見当たらず、どっちに行くべきか…と友達を待ちながら思っていたら、どうやら同じバスに乗っていたらしい中華系のおばさん(中国語で話しかけられた)が「どっちにいけばいいの?!」と聞いてきました。
おばさんも初めてバスで国境越えだったらしい。
「私も分からないんですよね~」『バスの乗務員何も言わなかったよね!』などと愚痴りながらも、「とりあえず下に行ってみましょう!」という話になり、行ってみたらちょうど乗ってきたバスが来ました。心の底から救われた~~!!と思いました。(笑)
<バスでシンガポールまで行った感想>
①中国語が喋れると安心かもと思った
→バスの休憩時間などマレー語と中国語でしか説明してくれない。
②外国人がバスを使って国境越えするのは少なそう
→出入国で人工審査を通っている人が少なかった。
シンガポールのゲスハで見かけた日本人もクアラルンプールから飛行機で来たと言っていたし、バスで国境越えは少しハードルが高いのかもしれない?と思った。
冒険出来て楽しかったですが、安心安全で行きたい方には飛行機をお勧めします。
さあ!バスの話が長くなりましたが漸くついたシンガポール!!!
ゲスハはインド系の方が多く住み、ヒンドゥー系の寺院もあるlittle indiaの近く。
シンガポールに着いたころには既にグロッキー状態でしたが、「ガーデンオブザベイのライトショーを見ずして帰れぬ。」という信念のもと、uberGrabを呼んで出発。
確か21:00開始のライトショーを見ました。
季節によって異なると思うので、ご自分で調べていってみてください。
敷地内はタクシーで混んでいました。私達は21時ギリギリに到着したので、もうちょっと余裕を持っていくほうがいいと思います。
ここは入場料無料です!
そこから、次はマリーナベイサンズのライトショーを見るために徒歩で向かいます。
このガーデンオブザベイのすぐ近くにマリーナベイサンズがありますが、徒歩だと少し遠いです。とはいえバス停までも地下鉄駅までも遠いので歩くのが手っ取り早い気もします。
ガーデンオブザベイの奥の方に、マリーナベイサンズのショッピングモールにつながる橋があるので、まずそこを目指します。
(推しとの一枚 (笑))
多分ここはショッピングモールだと思うんですが、そこもそのまま突っ切っていきます。
巨大ショッピングモールを見る暇もなく、ぐるっと回ってマリーナベイサンズを海側から一望できる場所まで来ます。大体ここまで歩いて15分くらいかな。説明がしづらいのですが、ちゃんと回ってこれるように道が出来ているので、道なりに進めば到着できます。ライトショーは毎日20:00or21:30からだそうです。
ライトショーは正直言って…(ちゃっちかった…)普通でした。
夜景として見に来るのはいいけど、このショーをみる価値はよく分からないです。
ライトショーをみた場所からさらに沿岸歩道を歩いていくとマーライオン公園に到着します。そこから徒歩5分の場所にある、「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」というホーカーセンター(屋台を集めた場所)で遅めの夜ご飯を食べました。
この時すでに22時近くでしたが、人が多かった…。流石にマーライオン公園の近くだと人も多いです。殆ど観光客。
東南アジアの屋台飯が大好きなので興奮したけど、カード払い出来るお店は少なかったです。シンガポールドルを殆ど持っていなかったので、カードで払える店に限定した結果…
こちらの生卵が乗った焼肉丼(日本円で代替700円)を注文しました。
中華系の店主が開くお店でした。注文し、ブザーみたいなのを席に持って戻り、ブザーが鳴ったら食べ物を取りに行くシステム。普通のフードコートと同じですね。
ここのホーカー、人が多すぎて席が全然見つからないので机の上に食べ物が置いてあってもまずは席を取る、くらいの気持ちでいないと一生座れませんのでご注意を。
ご飯の後はマーライオン公園へ。
写真を撮っていたら韓国から来た同年代のお姉さん二人に話しかけられ、お互いに写真を取ってあげ合いました。
相手は日本語が話せ、私たちは韓国語が話せるのでつたないながらも互いの母語で話し合う感じが旅行っぽくて楽しかったです、笑(薄っぺら)
翌日は朝からチャイナタウンへ。
バス停前のホテルでシンガポールドル札をコインに変えてもらい、乗車。
基本的にコインじゃないと払えません。
だんだん近づいてくる、中国の雰囲気
チャイナタウンには色鮮やかなプラナカン建築が立ち並んでいました。
★プラナカン・・・中国からマレーシア、シンガポール等に移住した華人の子孫のこと。
厳密にいうとインドネシアなどに移住した華人の子孫などもプラナカンというそうです。
プラナカン文化というとマレーシアやシンガポールを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
チャイナタウン自体は割とコンパクトだと思いますが、小さいなりに入り組んでいて見ごたえがあります。
↑これインスタグラムとかでしょっちゅう見かけませんか?
チャイナタウンにありました。
こちらは大きな「新加坡佛牙寺龙牙院」というお寺。
周辺道路が舗装中で見栄えが悪いですが、間違いなくチャイナタウンの中でも目を惹く建物ではないかと思います。ミャンマーで見つかったブッダの歯を祀っているんだとか…。(海南島のお寺にもそういう場所があったような…)
お寺の道路を挟んで向かい側にはまたしてもホーカーがあります。
「ここが?!」という見た目なので見過ごさないように気を付けてください。
この日、最強に暑かったのでほんの数分の間だけど暑さから逃れることが出来ました。
こちらが有名な海南鶏飯のお店。
400円くらいじゃなかったかな。安いです。行列ができてました。
皮なしで量は少なめです。
たれも少なめだけど味は間違いないです!(もっといい写真なかったの?)
こんなかわいい柄の建物もありました。
チャイナタウンでぶらぶらした後は、ショッピング街である「オーチャードロード」へ。
韓国料理屋でパッピンスを食べました😂
この日本当に暑かったな〜。
オーチャードロードにはショッピングモールや有名なショップが立ち並んでいます。
しかしながら前述したように金欠旅だったのと暑かったのとでやる気が起きず、友達も私もただ歩くのみ。
パッピンス食後、少し経って、やることないからまた食事🤭 こちらは有名なトースト店の「亚坤」。
甘い蜂蜜かな?のようなものが挟まれたトーストを半熟卵にディップして食べるもの。
お互いに「もうお腹いっぱい....」とか言っていましたが、ぺろりと食べれる軽さでした。
人も多かったです。
シンガポール滞在時間、短すぎましたが夜のフライトに向けて夕方、チャンギ国際空港へ。
香港料理だったかな。
800円くらいでした。
チャンギ国際空港、居心地が最強でした....。
シンガポールに行きたいというよりはまたこの空港に行きたい😂
さて次はマレーシア・ペナン、クアラルンプール編です。
最後に
空港内にあったプラナカン建築風のお店。