不夜城(1998)
英語名:sleepless town
監督:李志毅
カテゴリー:ドラマ、ラブストーリー
サイト:amazon primeにて視聴。
個人評価:💙💙💙半
あらすじ:
刘健一は、新宿の歌舞伎町で故買屋をする台湾人と日本人の間に生まれた残留孤児。
歌舞伎町には上海グループ、福建グループ、北京グループ、台湾グループなど地域ごとのマフィア集団がいる。
その年の年末、健一の元相棒である吴富春が名古屋から歌舞伎町に戻り、上海グループの頭、元成贵を殺害しようと企てているいうことを知る。
一方で、昔自分の仲間を吴富春に殺された元成贵は、その計画を知り、刘健一に3日以内に吴富春を連れてくるよう命じる。
ちょうど吴富春が歌舞伎町へ来る頃、佐藤夏美という女が、「子供の内臓以外はなんでも扱う」という噂を聞きつけ、「買って欲しいものがある」と刘健一に連絡をする。この女は吴富春の愛人で、富春を殺してもらうために来たという。当の富春は女を追って歌舞伎町へ戻ってきた訳だ。
上海ギャングの頭、元仲間、その愛人....3人の間に立たされた健一は、春節の大晦日までの3日間で富春に元成贵を殺させ、富春を違う者に殺させる、という計画を実行しようとするが....。
感想(ネタバレ少し含みます):
最初見て感じたことは「1990年代の香港映画感が凄い」。まあ、それもそう😂
1998年の作品で、監督は《天涯海角》(香港映画)で金城武とタッグを組んだことがある香港出身の李志毅。
題材も歌舞伎町内のマフィアという所や、夜のネオン、ドライブシーンでの既視感....でもそれは違和感ではなくて、「日本にもこういう雰囲気が出せる時代があったんだな」と思いました(セットらしいけど)
内容に関しては「裏切り、騙し合い」
クライマックスにまさかの事実が発覚しますが、正直登場人物が頭で整理し切れてなかったので1回見ただけではわからなかった😂それだけ複雑に騙し合いが発生してました。
少しでも女を信じてしまった健一が哀れだな....と思ったら最後あの結末😇
女の強かさも凄いけど、健一の始末の仕方が彼らしくてよかった。(?)
先程も述べましたが、北京、上海、台湾、福建グループの登場人物が多すぎて正直一回だけじゃ理解できない感じでした。(わたしだけ?)
面白くなかったわけではないですが、何回か見てちゃんと理解したいという意味で💙3個半です。
あとは金城武がこの時24歳だったのが驚き😂
成熟してるな〜。
豆辨内でも8.2と割と高い評価なので気になる方はぜひ。