極東・東南アジアとカナダ以外には外に出たことがない私。
ヨーロッパには「お金の余裕が出来た時にオタ活ついでにいく!」と心に決めてオタク人生を歩んできました。
そんな中で突然告知された推しグルのヨーロッパ公演。
お金の余裕も時間の余裕もありませんでしたが(ココ重要)、推しの初ヨーロッパ公演を見届けたい!という思いと、数年間掲げてきた自分の信念に従って行ってきました。
イギリスへ出発
イスタンブール国際空港のWifi事情
経由地であるトルコ・イスタンブールに到着したのは現地時間の早朝。
もちろんトルコ上陸も初めてです(※外に出てはいません)
降り立ったのはどうやらターキッシュ・エアライン専用のターミナルだったよう。
ゴミ箱の分別が細かかったので気になってパシャリ。他の国もこんな感じだっけ。
ターミナル内のWifiは、キヨスクでパスポートを読み込み、パスワードを発行することで繋げられます。1時間無料、それ以降は有料。
日を改めればまた1時間無料のwifiが使えます。
韓国などとは違い、wifiの接続方法が少し面倒。
とはいえターキッシュ・エアラインのヨーロッパ行きトランジットは大体2時間くらいだし、wifiに繋げられるだけありがたいですね。
確か中国の空港では電話番号がないとwifiを繋げられなかった気がする。
お土産屋さんで見かけたブックマーク
刺繍がめちゃくちゃ可愛い。
でも、ブックマークとして使うにはものすごく長かった😂
この食器セットめちゃくちゃ綺麗だったなあ。(上)
やっぱり青って惹かれるものがありますね。
お土産のパッケージもカラフルで派手なものが多く、視覚的に楽しかったです。
ちなみにイスタンブール空港のお土産は主にユーロ表記でした。
あとは撮り忘れたけど、植毛の広告が至る所にあって面白かった!
本当に、どこをみても植毛広告。
トルコには毛で悩んでいる人が多いのかな。
世界の中でも高度な技術的なんですかね。謎。
おまけ-ターキッシュエアラインの機内食
昔の記事を読んでくれている方はご存知だと思いますが、私の旅行記にはよく機内食の紹介が挟まれます。(誰も興味ないとか言わないで)
とはいっても普段は機内食がでないLCCを利用しがちなので、今回久々に食べましたよ。
日本ートルコ間の機内で渡されたのはこちらのメニュー。
...いや、朝食に「YAKISOBA NOODLE」って何事?!
まずはディナーメニュー。チキンorフィッシュでチキンを選び出てきたもの。
トルコ料理らしいですが、日本で何回も食べたことある気がするくらいありふれた味でした。
ダイエットチキンよりヘルシーそうな胸肉。
着陸の2時間ほど前には、気になっていたYAKISOBAを!
朝から焼きそばは胃に悪いかしら?と思いましたがどうしても食べてみたく...。
お焦げ付きの塩風味で、結構美味しかったです。
こちらはトルコ-ロンドン間のスクランブルエッグ。
お味はかなりしょっぱめでした。(私好み)
イギリスに到着
ガトウィック空港にて-イミグレ、荷物受け取り
日本から経由地までの14時間は、夜中のフライトと言うこともあり、特に誰とも会話をしませんでした。みんな爆睡。(私は腹痛で寝たり起きたり...)
一方で経由地からロンドンまでのフライトでは、アフリカから来たおじいさんと、ネパール旅行の帰路だというお姉さんから、ロンドンの地下鉄は古いから気をつけてね〜だとか、荷物はどこに預けた方がいいよ〜だとか、いろんなアドバイスを貰いました。
--アジア人ということで差別的な言葉を投げかけられるのではないか?
と、渡航前までは考えていましたが、パリも含め旅行全体を振り返ってみてもそのような人はおらず、困っているとむしろ助けてくれようとする人が多かったなぁ、と思ったり。
まあ、短期滞在だからかもしれませんが...。
現地時間6月8日正午ごろ
ロンドンの田舎の方にあるガトウィック空港に到着。エリザベス女王のお出迎え。
ガトウィックのイミグレでは日本を含む数カ国のパスポート保持者は通常とは違うレーンに案内されました。そこでおよそ15分ほど順番待ち。
入管には「1人で来たの、何日間滞在するの、他の国にも行くの」と聞かれました。
入管は終始ニコニコしており、体感秒で通過!
ロンドンはロストバゲージが多いイメージがありドキドキしていましたが、何の問題もなくスーツケースの受け取りも完了。
トランジットも含むと20時間近くのフライトで体はゴキゴキ...
でも休んではいられない。ということで早速当日20時の公演に向けて会場へ直行です。
空港からビクトリア駅まで-チケットで苦戦?!
タクシーで向かうには少々遠い気がしたので、無難に電車で行くことにしました。
できれば1時間後には会場に到着していたい。
しかし、市中心部までの切符売り場の光景を見て冷や汗をかきました。
な、長すぎる....!!!(写真わかりにくい)
これに並び続けるのは無理だな〜と思いながら内心泣いていると、どうやらカードを持っていなくても通過できるという話を耳にします。
私は「オイスターカード」と呼ばれるICカードを買うつもりでしたが、話によるとそれも、チケットもいらないというのです。盗み聞きなのでよく分かっていませんが、並び続けるのは非効率的だと判断し、一旦列を出ます。
ですが、そこからの乗り方がわからない😇
私が質問した数人の警備員たちは「チケット売り場で並ばなくてもいい」、「カードがなくても乗れる」というアバウトな情報しか教えてくれず...その場で10分ほど右往左往し「もう終わったな」と途方に暮れていました(諦めるの早いよ!)
でもここで止まっているわけには行かない。(デジャブ)
早く行かなければ近くでWayVを見れなくなってしまう。
それはダメだということでもう一度警備員に質問すると、「クレジットカード」を改札にタッチすれば通過できるとのことでした。それだよ!その情報を待ってたの!
最終的に、VISAのクレカで通過できました(最近メインで使っているJCBはダメでした...そりゃそうか...)
一応事前に電車の乗り方を調べて行ったのですが、クレカで乗れるなんて誰も書いていなかったはず。
というのは勘違いで、帰国後「ロンドン 地下鉄 クレカ」と限定して検索をかけてみたら、いくつか記事が出てきました..。単純に自分のサーチ不足でした。
クレカで電車に乗る方法のことは「コンタクトレス決済」と呼ぶそうです。やっぱり情報は最新のものを見て行くべきですね。反省。
ところでこのコンタクトレス決済、日本で言うところのVISA タッチみたいな感じですよね。
地下鉄に乗るたびにクレカを取り出す=取りやすい場所に入れておく必要がある、ので道中は「落とすのではないか」という不安もありましたが、毎回チケットを買う手間が省かれ、個人的には楽で最高でした。(便利なもの大好き)
大体30分ほど電車に揺られてビクトリア駅まで向かいます。
車窓から流れる景色は...田舎!(おっと?)
以前カナダの自然豊かな地域(=スーパー田舎)に留学をしていたのですが、その時に見た景色と似たものを感じました。
ビクトリア駅では、District lineに乗り換えて会場最寄りのハマースミス駅を目指します。
それにしてもさすが世界初の地下鉄。
ものすごい年季の入り方で「崩れ落ちたりしないのかな?」と心配になったりしました。
車幅が狭めで、日本で乗り慣れたものと比べると若干窮屈ですが、椅子は弾力(?)があり座り心地良し。
利用者の多様性を見ても日本と全く違っていて、まるで違う世界にいるかのようでした。(ある意味正しい)
最寄であるハマースミス駅を出るとすぐに会場が目に入ります。
これまた想像以上に年季の入った建物でびっくりしてしまいました。
そしてこんな街中にあったんだ?!という衝撃も。
ロンドンの観光名所が集まる場所からは若干離れていたので、もう少し田舎を想像していました。
逆にいうと、郊外の会場になりがちなWayVですが(参照:マニラ・パリ)、その中でもこちらは比較的中心部に近い場所にあったと思います。
会場到着時にはすでにGolden circle(VIP standing)の人たちが50人ほど並んでいました。
体感ではありますが、アジア系4割、アジア以外の有色人種4割、その他おそらく白人、という割合でした。中華圏にルーツを持つ人たちのグループということもあり、アジア系(ほぼ中華系)が多いのも納得です。
今までいろんな現場に行ってきたけど、欧米圏は初めてだったのでファン層の観察もいつもとは違い新鮮でした。
...と他にも色々感想はありますが、WayVロンドンペンミに関する記事はパリペンミとあわせてまた後ほど別で書きたいと思います!
ペンミ終了後-時差ボケの弊害
ロンドンのペンミが終わったのは22時ごろ。
20時ごろまだ明るかった空は流石に暗くなっていました。
元々ペンミ後に夜景が有名な観光地へ行くつもりでしたが、長時間のフライトと長時間の立ち待機、そして時差ぼけによって体力の限界を迎えていた私と友人は、ホテルに直帰。
そして4時間ほど意識を失ったのでした...😇
しかし意識を取り戻してからはなかなか眠りにつけなかったのです。
それもそう。目を覚ました夜中2時ごろは日本の朝9時ごろ。普段はバリバリに活動中な時間です。
カナダの時はそう強くなかった時差ボケも、年をとって感じるようになったのでしょうか...
ロンドンでバリバリ活動中の時間に眠くなるのも、寝たい時に寝れないのも結構しんどかったです。
ちなみに時差ぼけはパリ3日目くらいでようやく落ち着きました(遅いよ)
イギリス2日目
思いがけぬ出来事ー朝食サービスー
泊まっていたのは会場近くの簡易的なホテルでしたが、朝食も貰えてハッピーでした。
でも他国なら一泊5千円〜8千円くらいのレベルだったかな。(実際はその2倍くらいした)
ロンドンは夜中まで空いている店はあるものの、始業は遅め。かつコンビニもないので、昨晩ご飯を食べなかった私たちにとって朝食のサービスはありがたいものでした。
お昼頃になると、野外の露店も営業開始しています。これ、すごく美味しそうだった。
ロンドンの荷物預かり所
行動開始は12時。
最初に、荷物を預けに向かいます。
前日話した飛行機のお姉さん曰く、街中にロッカーはないのでホテルに預けた方がいいとのことでしたが、ホテルとEurostarの駅が離れすぎており、仕方なく駅に預けることにしました。
その荷物預け所がまあまあな行列😇
20分くらい並びました。
そして死ぬほど高い。
3時間1000円、24時間で2400円くらい。アジアだとあり得ない値段ですよね。
でも観光地ど真ん中ならありえる値段なのかな...?
6〜7時間くらいで取り出す予定だったので、それに2400円か...と思ってしまいました。
しかも1人2個まででしたが、2人1個ずつ、合計2個の荷物をまとめて預けることは不可能。
つまり2人で30ポンド払った。痛い出費。
合わせても2個なんだし、15ポンドにしていただきたかったなあ(仕方ないけど)
そして今回得た学びとしては、やはり観光をメインにする人は市中心部のホテルに泊まるのがベストということですね。
余談ですが、ロンドンにもシェアバイクがあるんですね。綺麗に並んでいました。
パリにもあったし、もう何処にでもあるのかな。
昼食はなんと...!
荷物を預けた後、倒れそうになりながら昼食の場所へ向かいます。
ロンドンでようやくありつけたまともな食事は...ピザ!
ロンドンで一番美味しいと言われている、イタリアのピザ屋です。
イギリスに来たからにはフィッシュ&チップスも食べたかったですが、美味しくて安いものを、と思い、割とリーズナブルだったピザを選びました。
サイズはものすごく大きいですが、私好みの薄めの生地で、チーズたっぷりのピザ!
成人女性2人で案外ぺろりと食べ終わりました。
昼間っから流し込むビールも最高でしたよ(感想がおっさん)
またまた余談ですが、ロンドンにもゴンチャがありました。
大英博物館へ!
続いて徒歩で向かったのは大英博物館。
思っていたよりも街中にありました。
外観だけでは分からないものの、中に入ってみるとその巨大さが伝わってくる...!!
今の時期は予約をした方がスムーズに入れると言われているようですが、私たちはどうやら裏側から入ったようで、予約なしでもすぐに入れました。
所蔵品の多さは言わずと知れず。
一日で全てを見終わることは不可能なので、古代ギリシアと古代ローマ、古代エジプトに絞って回りました。
古代エジプトのミイラゾーンでは鳥肌がたった...
二十ウン年間生きていて、本物の棺を見ることになろうとは...
こちらはパルテノン神殿に飾られていたエルギン・マーブル(彫刻群)の一つ。
紀元前400年代に造られた彫刻がこんなにも綺麗な状態で保存されているんですね。
それにしてもあまりに多いコレクション数に「なぜこんな大量の彫刻がイギリスに?パルテノンってギリシャじゃないの...?」と思っていたら、どうやら19世紀にイギリス人のエルギンという外交官が買い漁って来たかららしい。現在ギリシャとの返却問題も起きているようです。
とにかくどこを見ても本物のオーラや迫力のようなものがすごい。
でも「この所蔵物はどうやって持ち込んだんだろう」、「世界中に名が知れ渡る文化物を1箇所に集められると言うことは、それだけイギリスの力が強かったと言うことか」などと、頭の片隅でそっちが気になってしまいました。
ロンドンといえば...な彼処へ!
さて次に向かうのは、ビッグ・ベン(時計台)。
underground「ウエストミンスター」駅で降ります。
外に出た瞬間、目に飛び込んできた景色に感動してしまいました。
綺麗...!
ビッグ・ベンはウエストミンスター宮殿の大時鐘のことですが、現在では時計塔全体を指すことが多いそうです(私は後者だと思っていた)
建設は160年前に遡りますが、それ以降火事や第二次世界大戦などによって焼け落ちており、現在の姿はゴシック復興様式で再建されたものだそうです。
こちらも実物の迫力がすごいです。
人生で一回は見る価値があるものだな〜と思いました。
久々に心が動く出来事だったな!!
この近くにはロンドン・アイもあるため、夜にライトアップを見に行くのも良さそう。
ただ、夏のロンドンは22時ごろにしか暗くならないので、注意です。
観光客として来た場合、22時まで体力が保たれるかどうかが問題...笑
次にロンドン・ブリッジへ向かいます。
前日の夜やその日の昼間にWayVのメンバーたちがロンドン・ブリッジ近くで写真を撮っていたため、これは行かねば!と思ったのです。
ですが、少し落とし穴が。
WayVのメンバーたちが写真を撮っていた場所は、地下鉄「ロンドン・ブリッジ」からでてすぐのロンドン・ブリッジそのものではなく、そこから少し歩いた場所にある川沿いから撮っていたのでした。
それに気づいたのは、ロンドン・ブリッジにて写真をとってから。
メンバーたち、言ってよ〜!🥲 (知らんがな)
ロンドン・ブリッジから歩いて11分ほど場所にあるその川沿い。
しかしその後、諸事情で川沿いまで行くことができず...結局同じ場所で写真を撮る、というオタク恒例の認証ショットはお預けに。
感想
私はヨーロッパに対してあまり興味を持たずに生きて来ましたが、その中でも唯一行ってみたかった国がイギリスとドイツ。後者はヤンヤンの故郷(生活していた場所)というだけの理由でしたが、イギリスに対してはなぜか、ずっと憧れがあったのです。
そんなイギリスに、今回はたった2日間という短すぎる時間でしたが、短時間でも上陸することができて本当によかったです!
やり逃したことも多く、少々悔いが残るものとなりました...が、また必ず行けることを信じて、次に託したいと思います!笑
イギリスでの短い夢のような時間はここで終了。
お次はEurostarで次の目的地、フランスへ行くお話です。
良かったら次も見てみてください!