モチベはアイドル

留学・旅行記録、韓国アイドルから中華アイドルまで

2023年の映画・ドラマ・音楽を振り返って〜久々にK-POP以外にハマった1年〜

 

 

 

 

 2023年はみなさんにとってどんな年でしたか?

 私的2023年ニュースを1つ挙げるとすれば、毎年少なくても50本近く見ていた中国映画を、1本しか見ない年でした。(!)

 

 実を言うと、ある時期から「この世にある主要な中華映画はだいたい見た」という感覚になってしまっていまして。中国映画ってみなさんのご想像の通り大量で、見尽くすことは実質不可能だと思うんですが、その中でも人に学びを与えたり、感動させたり、メッセージ性が伝わってくる作品はごく一部なのかな、と自分の中で悟ってしまいました。(もちろん個人差あり)

 というのも、中国映画の結末ってジャンルによっては大体決まっているというか、例えば表向きに恋愛が禁止されている高校を舞台とした青春恋愛映画は結ばれない結末が多いし(恋愛禁止なのに、作品の中で学生恋愛を許容すると、矛盾してしまうからとかなんとか...)、私が好きなサスペンスものも、最後に必ず犯人が逮捕される流れが多いし、物語が曖昧なところで終わっても悪者が処罰された旨をエンドロール前に文字で流したりするので、「あまり面白みがないな」と思い始めたんですよね。なんというか、こっちに想像の余地を与えてくれない感じ。そこから中国映画を見る意欲も、レビューをしたい思いも薄れてしまい、今に至ります。2023年に見た中で唯一覚えている中国映画は、《消失的她》。

 

 一方で2022年同様、去年も韓国ドラマを毎朝支度の合間や夕食中にテレビ代わりとして見ておりました。その本数は年間で15本以上に登るのではないかと思います。もうすっかりドラマ人間になってしまいました。2023年に社会人デビューをしてなんとなく感じていることとしては、平日にまるまる2時間、映画を観る時間を作れない。それもあって、途中で切っても大体繋がるドラマを見ちゃっていたのかなと思います。

 

 私の中では去年に引き続き、司法ドラマブームと、そして空前のチソンブームを迎えており、去年は特に悪魔判事被告人などを楽しく見ておりました。(両者当てはまらないけど、mineも面白かった)

 ただ、そろそろ韓国ドラマも怠惰で見始める時期に突入しそうなので、2024年の映画目標は、中国映画を20本見る!にしておきます。

 

 音楽に関しては、自分でも予想外でしたが、今年はなんとハリーにどハマりしていました。


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 きっかけは本当に何気なく開いたブログ。どなたが書いていたかも覚えていないくらい、タイムラインに偶然流れてきた記事で、「Harry's House」の曲とアートワークをとにかく傑作だと褒め称えられていました。

 そんなに褒められるアルバムなら聴いてみたい、と素直に思ったことはもちろん、2022年にいろんな場所でよく聴いた覚えがある'As it was'が収録されているアルバムだという点にも惹かれ、試しにspotifyで聴いてみたのです。(As it wasがハリーの曲だったこともこの時知ります)

 

 ですが最初は、耳馴染みのなさに”ハマる予感”を感じませんでした。というのも、私は普段フォーク系の曲をあんまり聞かないので、フォークっぽい曲が流れてくる度に飛ばしたくなる衝動に駆られたのです、、、

ただ'late night talikng'や'music for a sushi restaurant'、'As it was'などは好みの曲だったのか、「また聞きたい」という気持ちになっており、気づけば何度もアルバムを流し聞きするようになっていました。そこからまんまと沼落ち....笑

 

 私が中学生の頃、ちょうど1D流行期で、超にわかですが当時は1Dの曲を好んで聴いていました。本当にそれ以来のハリー。中学生の頃以来洋楽さえもほとんど聴いていない自分が、まさか10年越しにまたハマることになるなんて、と思いました。

 

「Harry's House」の曲だと先ほど出した'Late night talking'や'Cinema'、'Daydreaming'が好きなのですが、割と過去曲が刺さっていて、'Adore you'、'Woman'、'Only Angel'、'Lights Up'、とかがめちゃくちゃ好きです。

 

 2023年は人生初のヨーロッパ現場を経験したわけですが、特にイギリスではハリーの曲を聴きながら曲の主人公になった気分で街を歩いてました←世界観に入り込み癖がある人 

「ライブに行って聴きたい!」と思った時は既に彼の来日数日前とかで...笑 確かWayVの現場と被っていて諦めましたが、また来る機会があるようであれば、ぜひライブに行って見たいなぁ。

 

 以前ブログでおすすめしたベッキョンの「Delight」も、2022年よく聴いていたムンスジンの'The moon'や'눈동자'もリリース/話題になっていた時期からかなりの時差でハマっていたので、2024年もどんな曲にハマるのか楽しみです(笑)

lantian-moon.hatenablog.com

 

 

 ハリー以外だと、上半期によく聴いていたのは、XG、下半期はNCT,WayVだったかな。年間を通して聴いていたのは間違いなくハリーなのですが、それ以外は大体曲がリリースされて1〜2ヶ月間同じアルバムをひたすら聴いて、ちょっと飽きて、他の曲を聴いて、と言う流れが多いです。

 

 その中でもXGは'Mascara'ぶりのカムバだったので'SHOOTING STAR'がリリースされてからは好き嫌いを問わずひたすら聴いてました。90年代の曲を聴いて育ってきたし、耳が勝手にR&Bを求めているマンなので好みで言うとやっぱり'LEFT RIGHT'がもっと好きです。

 また、spotifyくんの記録によると、どうやら私はNewJeansの'Ditto'もよく聴いていたようです(笑)

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修論でぱつっていた時期にリリースされた曲だったのは覚えていますが、聴いていた自分を思い出せません。きっと私の記憶から修論が丸ごと消されたからでしょう(闇深)

 曲単体だとNCT DREAMの「Yoghurt Shake」やDJJの「Kiss」、LeSserafimの「Impurities」を頻繁に聴いていた記憶があります。

 

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 後半はNCT関連グルが怒涛のカムバ三昧だったので、順番にヘビロテしていた感じでした。(どり〜むはあんまり聴かなかった)

まず先にNCTがカムバし、最初はNCT NATIONの予習を!と思いアルバムを聴き始めました。私は'Ally Oop'と'Interlude: Oasis'が好きだったのですが、NATION後にすっかり'PADO'(ヒップホップ)と’Call D'(ハイパーポップ)がお気に入りになっちゃいました。PADOはパフォーマンス中の推しがちょっとセクシーなところに心を持って行かれたこともそうなんですが、シャオジュンの声と歌詞がすごく合っている感じがして好きです。恋人に振り回されてそうな歌詞と彼のイメージが合致してるというか...※個人の意見です

 

 イリチルの「Fact Check」では、'Angel Eyes'(ロック)と‘Je Ne Sais Quoi’(ヒップホップ)が好きで永遠に2曲リピートしていました。前者に関しては、80~90年代のアメリカドラマを思い出させる曲。(とは?)あまりのそれらしさに、イントロで毎回ふふっと笑ってしまいますが、懐かしさがあって好きなんですよね。‘Je Ne Sais Quoi’はマークの「B-B-B-Busy~」がクセになる!

 

 そして大本命、WayVのカムバ後はXでもポストしましたが、'Moonlight'、'Ain't No Thang'(シンセポップ)を中心に、アルバム曲を全般的に何回も聴いていました。通勤中にAin't No Thangを聴くと気分が上がるし、どんな困難でも本当に乗り越えられそうな気がしてくるのでおすすめです(笑)

 私的に、「Phantom」よりも、圧倒的に「On my youth」のアルバム曲の方が好きでして.....3年前などに貰った曲がいくつかあるようなので、「Awaken the world」や「Kick back」辺りにアルバム曲候補だったものもあるのかな、と思ったりしました。だから好きなのかも。あっ、ちなみに、みなさん。しつこいようですが、Awaken the worldは本当に神アルバムなのでぜひ聴いてください(Awaken the worldの回し者カナ?)

 

 ところでOn my youthだと'No One But You'もすごくいいんですよね。これは珍しく出だしの歌詞から気になり始めた曲で。最初「歌詞がジェイチョウっぽいな」、「クンに似合う曲だな」と思っていました。

「互いが愛し合う幸せな日常を歌った曲」と公式的には言われており、歌詞だけ見ると確かにSMの中国グルっぽい甘〜い歌詞なのですが、曲の雰囲気とボーカルたちの声がなんか切ないんだよ...この曲は「自分の日常が幸せなことだと気づいた、だから君さえいればいい」という状態だと自分では解釈していて、ある意味幸福な時に感じる切なさが表現されている部分はあるのかなと思います。

 

 

こうやって振り返ってみると、2023年はヒップホップやロックに分類される曲をよく聴いていたみたいです🤔💡

 

 以前、音楽の好みは20代で形成される、みたいな話を聞いたことがあります。私はいま20代前半と後半の間にいますが、推しグル以外のお気に入り曲を見つけるたびにこの話を思い出しては、「私はまだ新しい音楽を好きになれている!」と嬉しくなります。普段本当に同じジャンルや同じグループの曲しか聞かない人間なので...(新しい曲がK-POPだったら、それは本質的には同じ音楽かもしれませんが...)

 これからも聴くたびに「あ〜やっぱ好きだわ〜」と言う気持ちで心がドキドキするくらい、お気に入りの曲や新しい曲に出会えたらいいな〜!笑

 

あとは推しがあまりにもアニメ好きで、そろそろ彼の話を理解できるようになりたいので、アニメデビューする年にします...。

 

 

※調べた限りジャンルが分かるものは()内に書いていいます