今回はフィリピンはマニラに行ってきました。
初のマニラということで、ゆる旅行記を残しておきたいと思います。
※サンチャゴの上に書いてある空港は間違いです!
位置関係としては画像の通り
1日目-マニラ深夜着、1人行動
今回、行きは24日18時台の便で仁川→マニラ、帰りは27日23時台の便でマニラ→仁川という比較的余裕があるスケジュールでした。
まず、1日目は現地時間21:20ごろ着陸しました。
この時間帯、イミグレはそう混んでおらず、22:00少し前には空港を出れました。
(※ニノイ・アキノ空港ターミナル1は一回外に出たら港内には戻れないので注意!)
空港にはGrabを呼んでくれるカウンターがあるようですが、私は日本で予め登録しておいたGrabアプリを使いました。空港のGrabカウンターの場合は事情が異なるかもしれませんが、自分で呼んだGrabタクシーは基本的に出発口に到着することになっているようです。
ドライバーと要確認ではありますが、多くの人が向かっている地下のタクシー乗り場には行かないようご注意ください!
私はてっきり地下に来るものだと思っていたため、運転手から「どこにいるの?」と電話が来てびっくりしました。
↑たまたま遭遇した出待ち勢
推しグルのファンミの前日に、ムンビン×サナの現場があったようです。
1日目のホテルはターミナル3、EDSA駅からほど近い、約2500円のホテルを予約しました。
到着したターミナル1から程近いホテルも選択肢にありましたが、レビューにゴキブリが出ると書いてあったので、ターミナル3に近く、日本人からの評価もかなり高いところにしました。
今思えば、一歩中に入っていけば危険区域、という雰囲気でしたが、ホテルの下には警備員がおり、さらに交通量の多い大通り沿いだったので、タクシーで向かう分には特に心配はなかったです。(でもやっぱり夜中に一人で出歩くのは無理そうな雰囲気)
それにしてもこのホテル、すっごく良かったです!夜中にもクラクションや救急車の音が響く場所ではありましたが、水もテレビもシャンプーもよく効くクーラーもあるし、異臭がない綺麗な場所にも関わらず、2500円ほど!
韓国だと2500円は限界宿に近しいので自分的にはかなり満足度が高かったです。(爆睡して騒音も気にならなかった)
(余談1)深夜着のフライト、タクシー事情
2〜3年前の情報では、マニラに深夜着の人は空港泊か空港近くの高めホテルがベストなどと書かれています。
さらに夜中はGrabの利用も非推奨となっていますが、今回はトラブルなく利用できました。
深夜着の場合、個人的には遠すぎるホテルよりは近場のホテルにしておいたほうが良いとは思いますが、友人は深夜に空港から40分ほど離れたホテルへ1人で向かっていたので、大して問題ではないと思います。
2日目-美術館、そして会場へ
翌日はチェックアウト時間に合わせて12時から行動開始。
目的地はイントラムロス付近です。
私はまず荷物を預けるため、イントラムロス近くのショッピングセンターに向かうことにします。ところが、なかなかGrabが捕まらない。
Grabシェアという乗合バージョンに変更しても変化なしで、結局40分以上待たされました。お昼から行動開始予定の人は、11時半くらいからタクシーを探し始めた方が良いかもしれません。※18時頃もなかなかタクシーがつかまりません。
ようやくやってきたタクシーに乗ると、車は超ローカルな路地裏を通っていきます。
マカティの裏路地は入り組んでおり、さらに野良犬やTシャツを半分めくりあげお腹を出した人などが歩いていました。(かつて中国にたまにいたやつ)
そして裏路地を始め、フィリピン国立美術館付近にも路上で生活しているような人がちらほらと見受けられました。
その時、乗り合わせた隣のお姉さんはiPhone pro maxサイズのスマホを持ち、高そうなお洋服を身につけていたため、「同じマニラにいてもここまで生活が違うのか」と思ったりしました。
そのお姉さんは一言も喋らず、ただ前だけを見ている少し怖い人だったのですが、目的地が同じだと分かった瞬間に運転手と共に笑い出したので、印象に残っています😂
フィリピンには、こちらが笑うとニコニコし始める人が多いと感じています(たまたまかな)
ちなみにマニラのタクシー運転手は1人だと基本話しかけてこないですが、友達と乗った時には「日本人?」「韓国?」などのように話しかけてくるひとが多かったです。
(余談2)街にロッカーがない?マニラの荷物預け事情
私は1日目と2日目以降のホテルが違ったため、1日目のチェックアウト後は上記した通り荷物をスーパーマーケットに預けることにしました。
なぜスーパーマーケットかというと、マニラの街中にはコインロッカーがないからです。
渡航前にネットで調べてみたところ、大きめのスーパーマーケットには無料で荷物を預ける場所があるとのことだったため、若干不安はありましたが預けてみることにしました。
手順としては、以下のようになっています。
①大きめのデパートの中にあるスーパーを探す。
②自分の荷物を預けることができるのか荷物預けカウンターの人に聞く。
③おそらく「商品を買ってから」と言われるので、何かを買う(小さいものでもOK)
④買った商品と共に荷物を預ける。
⑤預ける時にもらった番号札を持って引渡所(スーパーによって異なる)に行き、荷物を受け取る
ネットの情報では「商品を買う必要がある」と書いていなかったため、最初店員に「買わないと預けられないです」と言われた時に戸惑いましたが、まあ普通は買うべきですよね(笑)
ですが、スーパーによっては商品を買わなくてもバレないところもあります。😂
最終的に今回の旅行中、其々違うデパートの中にあるスーパーに2回荷物を預けましたが、中のものを抜かれたり、武器を入れられるなどのトラブルに遭うことはありませんでした。
荷物を置く場所には見張りの店員がいるので、トラブルは起きにくいのではないかと思います。(↑こう言う場所に置いてある)
コインロッカーと違って初めての渡航者には若干ハードルが高そうに見えますが、ほぼ無料で一日中預けられると思ったらラッキーですよね。
1日目は荷物を預けた後、まず腹ごしらえのために同じモールの中にあるジョリビーへ向かいます。フィリピンのファストフード店といえば、ジョリビーですよね!!!
マニラの都市部には至る所にジョリビがあり、もはやコンビニより多いレベルです。
さらにどの店舗もものすごく混んでいるイメージでした。
私も行く前からワクワクしていましたが、中に入ってみるとあら意外。
マックと大差なし!笑
強いて言えば、メニューが異なり、チキン×パスタ(フィリピン仕様)、チキン×ご飯のセットがあったりなど、ジョリビにはファミレスの要素が3滴ぐらい混ざっていました。
私はチキン系とハンバーガー系で迷い、結局後者を選択。
私はマヨネーズが苦手なので、マヨネーズなしでと伝えたのですが、その点はしっかり対応してもらえましたよ!
お味についてですが...これもほとんどマックと同じ!
私が昔から見ているインフルエンサーの方が「ジョリビはまじで美味しい」と言っていたことを思い出し、期待していましたが、なんだか思っていたものとは違いましたね。多分期待しすぎた。不味くはないですよ!(むしろ美味しい部類)
昼食を食べ終わったのが14時半ごろ。
そこからフィリピン国立美術館までは徒歩で20分ほどです。
本当はフィリピン国立美術館を回った後、インストラムロスへと踏み入れる予定でしたが、Grabが捕まらない事件など色々あり、遅くなってしまいました。17時くらいには次のホテルに移動したかったため、この日はフィリピン国立美術館だけを回ることにします。
↑こういう道を歩いて行きます
この時、日差しが非常に強く、風も少なかったため、15時にもかかわらずものすごく暑かったです。
私はシースルーの長袖を着ていたので汗ダラダラ。
現地の人の中にはなぜか長袖のパーカーを着ている人もおり、不思議な気持ちになりました(ずっと室内にいると逆に寒いのかも)
この日は確か土曜日で、フィリピン国立美術館の入り口は人が外にはみ出すほど行列になっていました。
そのほとんどが若い人で、一階の大型美術品展示スペースでは撮影会が開催されていました(笑)
フィリピンの方々って、写真を撮るのが好きなんですかね。何処に目を向けても、みんなインスタ映えっぽい写真をパシャリ、パシャリ。
絵画の説明を読もうにも誰かの写真に映り込んでしまいそうで、ちょっと気まずかったです。笑
ところでこの美術館は、例えると上海博物館のような感じで(誰にも伝わらない例え)、物凄く大きい!!
おそらく現在は3、4階は使われていないのですが、地下も合わせると全5階です。一フロアにいくつもの展示室があるため、見終わっても見終わっても次の階に進めません😂
私は結構ゆっくりめに見ていたら、あっという間に17時半を回っており、地下には行けませんでした。
1階と2階をみるだけでも2時間半かかっているので、4階まで開放されていたら1日潰せそうです。
展示物に関しては、19世紀〜20世紀に活躍していたフィリピンルーツの画家の作品や、宗教画が多かったです。
(↑後者の例)
宗教画については、1人のアーティストによってディティールが異なる同じ場面の絵が何枚も描かれている場合と、構図も色も似た同じ場面の絵がそれぞれ違うアーティストによって描かれている場合があり、面白かったです。前者の場合、失敗作とかも含まれているのかな?
↑印象深かったもの。左は確か15〜16世紀に作成されたもので、右は「spring is the alley」という題名で、春を表現していることに驚いた作品
これは廊下と作品がつながって見えるように配置されています!
彫刻品も廊下に飾ってありましたが、それらはほとんど宗教モチーフのものでした。
普段は入館料を払う必要があるみたいですが、私が訪問した時は無料でした。
無料でこんなに見せてもらってもいいの?と思うくらいボリューミーな内容だったので、機会があれば見に行ってみてほしいです。
ちなみに道路を挟んで向かい側には人類学博物館もあります。
さて、美術館を回った後はまたGrabシェアを呼び、今回の目的であるファンミ会場(Smart Araneta Coliseum)付近へ向かいます。
Smart Araneta Coliseumは空港からも市中心部からも少し離れた場所に位置します。
会場までの道のりの途中には、トタン屋根の家が密集しているスラム街のような地域があり、ギョッとした覚えがあります。それはそれは密集していてすごかった😂
一変して、会場付近はかなり栄えている印象を受けました。
周辺の雰囲気としては、タイのインパクト・アリーナ付近と似ていて、会場とショッピングモールが直結している感じです。でも、ショッピングモールの数で言うとマニラの方が多く、さらに高級そうなホテル?(マンションなのかな?)がホテルの窓の先に何軒も見えるのような場所でした。言うなれば、インパクト・アリーナまでの道の方が全然田舎だったと思います。
今回私は会場真横のノボテルに友達と泊まりました。ここに到着したのが19時ごろだったのですが、諸事情ありまして、22時ごろまで1人で友達を待つことになりました。
したがって20時頃から22時頃まで周辺を1人でぶらぶらしていましたが、人通りがかなり多い場所なので何事もなかったです。一般的に想像するような危険な街の雰囲気もないです。
ただ、友達曰くホテルや会場の裏側の雰囲気が表通りとは全く違ったそうなので、1人で変に歩き回りすぎるのも良くないかもしれません。
1人で探索中には、COCOを飲みました!
福岡にはないので、久々に出会えて嬉しかったです。
一番好きなキャラメルミルクティーはなかったんですけどね!🥲
会場の周りにはSM Araneta City、Ali Mall、ショップワイズ、ゲートウェイ・モール、ファーマーズ・プラザ、サイバーパークタワーなどがあり、COCOはAli Mallとゲートウェイ・モールの中にあるのですが、後者の方が休憩スペース付きなのでおすすめです(笑)←どっちも行った人より。
3日目-ファンミーティング
3日目はファンミーティングに参戦。
これに関してはまた別の記事で、いつか感想等を書ければいいなと思っています。
4日目-観光と聖地巡り
旅行4日目、最終日は友達と一緒に観光です。
私はオタ活兼旅行が好きなのですが、周りのお友達には社会人の子が多く、なかなか人と一緒に観光をしたことがありませんでした。
しかし今回、たまたま運良く友達も観光できるとのことだったため、一緒に行ってきました。
目的地は、2日目に回れなかったイントラムロス。
ただのイントラムロス巡りではなく、聖地巡礼です!
詳しくは以下の記事で書きたいと思います。
※聖地巡礼については現在編集中!
観光が終わり、友達と別れたのは夜21時ごろ。
そこから10分ほどで空港のターミナル1に到着しました。
なぜか初日は請求されませんでしたが、最終日は空港高速?の使用料35ペソを現金で請求されました。今思えば、Grabの料金に含まれていたのでは...?と思いますが(クレカ決済にしていたため)、当時はそこまで頭が回らず、言われた通り払うことにしました(若干渋りはした)
ターミナル1に入る際には、パスポートを見せる必要があります。航空券の予約ページは必要なかったので不思議でした。
ちなみに噂されている通り、ターミナル1は本当に何もないので、あんまり早く行きすぎない方がいいかなと思います。でも荷物検査で30分くらい待たされたので、2時間前には来た方が無難かな...。
何もない割に利用者数は多いので、搭乗口近くのお店は馬鹿みたいに混みます(笑)
一応お土産は買える。値段はスーパーマーケットと大差ない気がする。
ドライマンゴーは...
右から2番目のものが一番美味しいです!!
今回使った合計金額
今回、フィリピンという未知の土地に足を踏み入れるということで、全体的にどれくらいお金がかかったのかメモしてみました。これからフィリピンに行く人の参考になればと思います。
最初のホテル 1007ペソ
novotel 日本円1万円くらい
タクシー代
ホテルからrobinsons 198ペソ
robinsonsからnovotel 229ペソ
novotelからSM mall 1人200ペソくらい
SM mallから友達のホテル 1人50ペソくらい
友達のホテルから空港 256ペソ
その他諸々タクシー代 100ペソ
→合計1033ペソ
サンチャゴ要塞入場料 75ペソ
ご飯代 815+100+118+230+85+140+934+164=2586
スーパーで買い物 166+265=431
合計9232ペソ(22577円)
ホテル代を除くと10087円ほどで4日間が過ごせます。
今回はイベント目的で渡航しており、特殊な状況(=ノボテルに泊まった)ためホテル代が跳ね上がっていますが、booking.comで評価が高い2〜3千円台を選べばかなり安く済みます。
強いていえば、交通費が高くつくかな。
もしここで現地のMRTなどを使えるならば、この半分くらいで済むと思うのですが...さすがにスリなどを考慮して全てタクシー移動にしました。まあタクシー移動の割には十分安いか。
度胸がある人はMRT等を利用してもっと安く済ませることも可能かと思われます。
気づき
・マニラの中心部は高層ビルだらけと言うより、規模が大きい建物(ホテルやモール)が多いくらいで、東京や上海、ソウルのような大都市感があるわけではない
・キリスト教関連の建物が多いのだろうと思っていたが、想像していたよりは少なかった。でも宗教関連の置物屋はモールの中にもあった
・常に警戒心を持っていた方が良いが、特に街中は外を1人で歩けないほど危険な場所ではなさそう
・イントラムロスで話しかけてくる客引きには「もう行きました」と答えるのが効果的
・マニラ中心部のお店はとにかく並ぶ。時間に余裕をもって行動した方が良さげ
・QR決済などもあった。でも基本的には現金払いになると思った方がよさそう
・空港とショッピングモールの中にある換金所のレートはほぼ同じ
・モールの中には日本食に関係するお店が非常に多い
・基本的にムシッとしているが、海辺や夜は涼しい
・スーパーの化粧品コーナー、大きい
・マスクをつけている人が多かった
・ルールに厳しい印象を受けた
・お店の中は雨の匂いがする
・年季の入った建物が多い
感想
渡航するまでは、1人行動の時大丈夫だろうか?深夜にタクシーは問題ないのだろうか?一体どんな雰囲気の街なのだろうか?と色々心配していましたが、想像していたよりは安全な場所でした。
ネット上には「ショッピングモールの店員が大きな銃を持っていて異様な雰囲気」などのレポートが書かれていますが、私の場合はあまり気にならなかったです。(でも制服をきている警察?警備?の人が異様に多い気はした)
ただ私の今回の移動範囲がマニラのザ・中心部であったことも、この「安全なのでは?」という感覚に関係しているとは思います。
私はてっきり昼間でも1人で出歩くのは危ないと思い込んでいたので、その点自分の目で現状を見ることができてよかったです。
また、マニラには観光地が少ないと言われていますが、時間を持て余すほど何もないわけではありません(笑)
3日もあれば確かに十分ですが、Grabを捕まえる時間等も考慮に入れておかないと、計画通りに回ることが難しくなってしまう場所だと思いました!
個人的にはいい印象を受けた都市なので、現場があればまた必ず行きたいです。
あとは周辺の島にも行ってみたいものです!
最後に...グレープフルーツと書いてあるが、味はポカリスエットな飲料を発見。
美味しかったです😂
フィリピンで有名なビールも飲みましたが、スーパードライ並みに強めでした。
今まで飲んできたカンボジアの生ビール、台湾ビール、青島ビールはマイルド寄りな気がするので、物凄くギャップを感じたなぁ。
ついでに、ペンショッピーのDREAMも!笑