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《勉強法》ITパスポートに思ったより苦戦した話。

 

 

《ITパスポートに合格した勉強法》

 

試験を受けたのは去年の7月のことですが、せっかくなので勉強法について記録しておきたいと思います。

 

「初心者が1ヶ月100時間勉強で800点越え合格!」とか大そうなものではなく、「無難に150時間くらい勉強して、795点で合格した、IT初心者・文系大学院生の勉強法」です。笑

 

・IT初心者

・お金をかけず、かつできるだけ早く合格したい

・受験費が5700円から7500円に謎の爆上がりを果たしたので一発で合格したい

 

以上のような方には参考になる記事だとともいます!

 

 

 

 

 

 

 

ITパスポートの概要

www3.jitec.ipa.go.jp

 

ITパスポートとは、ITに関する基礎知識があることを証明できる国家試験です。

 

試験では、ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野から合計100問程度出題されます。(出題数は、テクノロジ>ストラテジ>マネジメント、の順に多いとのこと)

 

総合評価点1000点中600点以上、分野別評価点各1000点中300点を獲得することができれば合格です。

 

 

勉強期間

期間:2021年4月(書籍購入)〜7月

総勉強時間: 120時間〜150時間

 

 

本来、5月に受けるつもりでしたが、4月上旬時点で天神・博多会場は4〜5月の予約が埋まってしまっていました。

都市部だと時期によっては予約が埋まりやすいので、取得期限がある方などは早めに予約したほうがよさそうです!

 

私はどちらかというと追い詰められると集中できるタイプなので()、書籍購入は早かったですが、知識を詰め込んだのは6月中旬〜試験当日までという感じでした。

6月以前までは1、2時間やる日もあるかな?程度で、6月中旬以降は平均2時間、試験前2週間は3、4時間勉強していました。合計するとざっと150時間くらいだったと思います。

 

ちなみに初心者がITパスポートを受ける場合、100時間あれば合格すると言われているそうですが、それができるのは効率良し、記憶力良し、計算力有りな人だと思います!笑

計算が苦手な人や暗記が苦手な人、きっちり基礎から覚えたい人はそれなりの時間がかかると思っておいたほうがよさそうです。

また実際に受けてみて、長期戦に持ち込まず短期間で詰め込んだほうがいいと思いました。

 

 

 

使用した書籍、ツール

「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書 出る順問題集」

ITパスポートの書籍選びって迷いませんか?

私も最初かなり頭を悩ませました。

 

有名なITパスポート対策本が数種類ありますが、Amazonのレビューを見て「これ一冊で十分対策できた」と書いてあったのでこちらを選びました。

 

「いちばんやさしい」という言葉通り、IT初心者向けな内容だと思いました。

暗記に使える技や、重点的に覚えるべき場所も書いてあります。

レビュー通り、対策本に関してはこの一冊で十分でした。

 

ただ、計算問題や新シラバスの単語は、本書以外のツールを使って頭に叩き込む必要性があると感じました。

 

 

 

そこで、計算問題についてはこちらで練習していました。

過去問をランダム、年度別などいろんな方法で解くことができる「ITパスポート過去問道場」というサイトです。

www.itpassportsiken.com

 

登録をすると、間違えた問題だけを復習することができますし、勉強の進捗を管理することもできます。超有難いサイトです...! 

ITパスポートを受ける人は全員使っているんじゃないかと思っています。笑

 

 

 

 

勉強法

①  対策本を一周(章末問題も一緒に)

②  章末問題だけを一周

③  対策本の計算問題だけを繰り返す

④ 「ITパスポート過去問道場」で計算問題、分野別に問題を解く

⑤  ④で間違ったところだけをもう一度解く

⑥  ③〜⑤を繰り返す

⑦  書籍にない用語を覚える

 

 

やってよかったこと

対策本を一周はすぐに終わるのですが、問題は「計算問題ができないこと」と、「インプットが多すぎて忘れてしまうこと」でした。

この問題を解決するために、上記したITパスポート過去問道場」で計算問題だけを繰り返す分野別に問題を解いて間違えた問題をノートに書いて理解する、などの工夫をしました。

計算問題については、解き方を徹底的に習得し、実践する上で「繰り返す方法」は効果的だったと思います。

 

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↑例えばこんな感じでストラテジ系問題だけ一周して、知らなかった用語を書き写すなど

 

 

しかし、それよりもむしろ、「模擬問題をとにかくやる」ことのほうが重要だと思いました。

というのも、模擬問題や年度別の過去問をやったほうが本番のと同じような出題配分で解くことができますし、そこで頻出する問題を攻略していったほうが効率的なんですよね。

直近1〜3年の過去問には、対策本に載っていないような用語が出てくるので、それらを把握する上で重要です。

 

私が模擬問題を始めたのは試験2週間前くらいからだったのですが、最初からやっておけばよかった!と思いました。

 

 

 

やっておけばよかったこと

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また、シラバスver5系に対応した用語をインプットしておくこと」もかなり重要です。

私はこのことに試験1日前に気付づきまして...(?!)

試験会場に向かう電車の中で「ITパスポート過去問道場」の用語辞典内の知らない言葉を緊急インプットしました。

 

ちなみに、実際の試験では、直前に覚えた用語が2、3問出てきました。(やっておいてよかった😭)

道場でやった過去問も数問出てきた覚えがあります。

 

 

 

 

結果

過去問: 本番前5日間の模擬試験でB+〜A(7~8割)くらいは取れていたと思います。

ITパスポート過去問道場」にデータとして残っていたのを見ると、全体で7.5割?

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本番: 総合評価点795点

ストラテジ: 805点

マネジメント: 825点

テクノロジ: 735点

 

道場のデータそのまんまの結果、という感じでしたね...笑 

本番では初めて出会うタイプの問題、用語もいくつか見られましたが、「直前で復習した単語がでてきた」、「過去問が出てきた」ことに対する嬉しさと自信でなんとか動揺せずに試験を終えることができました。笑

目標点数は800以上だったし、頑張った割には取れてないな、と思いましたが、合格したから満足です。笑

 

 

 

 

 

まとめ

感想として、予想していた3倍くらいは試験対策に苦戦してしまいました。

ゼミ発表の関係上、止むを得ず7月の試験を受けることになり、4ヶ月もモチベーションが保てなかったことが原因かな、と思います。(効率が悪かったのもあるかと)

 

 

ちなみに、「ITパスポート過去問道場」が勧める勉強法には「インプット7、アウトプット3」と書かれており、対策本を隅から隅まで覚えることを推奨されています。

過去問で出てきた用語を追加で覚えていくという意味では、私の勉強法も「インプット6」くらいだと思いますが、対策本よりは過去/模擬問題推奨派です。笑

まあ、勉強法は正解不正解ではなく合う合わないの問題だと思うので、一般的な過去問を繰り返すやり方でも効果がでた人がいるんだな〜という参考程度に読んでいただけると嬉しいです。

 

今後ITパスポートを受ける方は頑張ってください!