モチベはアイドル

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タオバオを使って中国から荷物を送ってみた。<スマホ編>

 


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《中国からスマホを送った話。》

 

 

前回はタオバオ内のお店で洋服を買ってみた話をしましたが、今回はタオバオの国際配送代行を使ってスマホを日本へ送ってみた話をしたいと思います。

lantian-moon.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

まず、前提としてスマホの海外輸入というのはかなり難しいと言われています。

 

というのも…

◦国にもよるが、リチウム電池を含む製品は航空便で送れない。

◦航空便を使える国でさえ、リチウムの種類によっては送れないものもある。

◦仮に全ての条件を満たして送れたとしても、関税・輸入税がかかるかもしれない。

 

 

以上3つの理由です。

例えば日本は、条件を満たせばリチウム製品を海外に送れるみたいですが、外国から日本に送る場合であれば、発送国のルールに従わなければなりません。

 

ちなみに結論から言うと、中国からスマホを含むリチウム電池を使った製品は送れません。

昔(2012年ごろ?)はEMSで送れていたみたいですが…。

現在はEMSだけでなく、他の国際配送業者でもダメになったのだそう。

 

 

しかし、受け付けてくれる国際配送会社もあります。(次の項目で紹介します)

 

 

元々、当たり前にEMSで送ってもらおうと思っていた私は大混乱。(EMS信者)

なんとか知恵を捻り出して、以前中国から日本にキャリーケースを送ったときに利用した上海の国際配送代行に連絡しましたが、そこはスマホの台数で基本料金が設定されていました。

それも、一台500元!(8000円相当)

 

もし、EMSで送れていたら180元ほど(2900円ほど)...。

完全にEMSのつもりでいた私からすると流石に高すぎるな?!と思いまして、他の代行をタオバオで探すことにしたのです。

(ちなみに船便は120元だそうです。日本円だと2000円くらい。送ることはできますが、到着に約1ヶ月かかります。すぐにでも使いたかったので、船便は諦めました。)

 

 

 

 

  • 利用した会社

 

タオバオでは、

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「日本 国际快递」

などのキーワードで国際配送代行を調べました。

(最終的には、「明伟集运」という業者を使いました。 ※画像内緑線)

 

 

その後、日本への国際配送を対応していると思われる業者に「スマホは送れますか」とお問い合わせページで聞きました。

スマホの配送については、どこに問い合わせても、新品か中古かを聞かれます。

私は中古だったんですが、新品だと配送の値段が変わるのかもしれないです。

 

4〜5社くらいに連絡しましたが、1社以外は全てOKという返事でした。

 

代行業者を選ぶポイントとしては、レビューがそれなりにあって、悪評が少ないところ。

そのレビューも最近のものが多く、基本料金が出来るだけ低めの場所を選んで連絡しました。

 

私が最終的に利用したところは基本料金が1番安かったです。送料は220元。

レビュー数は多くないけど、レビューの内容は悪くなさそうだったので、そこに決めました。

 

 

しかし、ここで落とし穴!!!

私は九州周辺に住んでいますが、なんとこの送料の該当地域は、関東、関西、東海のみ。

九州などを含む他地域は追加料金+500元でした....。(最初に問い合わせた業者より高いw)

 

東海地方に親族が住んでいたのでなんとか助かりましたが、九州・東北・四国中国あたりに住んでいる方は要注意です!

利用したい代行業社の人によると、DHLを利用する場合、上記した地域は基本的に追加量が発生するらしいです。

 

 

あともう一点、タオバオ上で国際配送を受け持つ業者に配送を頼む場合、希望の配送業者を選べると思います。(DHL、FedExUPSなど....)

今回は私からは何も言わなかったんですが(どの業者を使えばいいか分からなかったので)、結局使われたのはDHLでした。

多分、一番安いからDHLだったのだと思いますが、値段を気にする方や、希望の配送業者がある方はあらかじめ伝えた方が良さそうです。

 

 

 

  • 配達時間

まず、友達宅から深圳にある業者にスマホが届き、その日のうちに香港へ出荷されました。

(聞いた話ですが、スマホの発送は全て香港から行われるらしい。だから会社は深圳にあることが多い。)

 

その後、1週間ほど香港でストップ.....。

原因は、香港のDHL集荷場の荷物が多すぎたため。ずっと順番待ちだったらしいです。

これもコロナの影響かな...。

 

1週間経ったちょうどその日に、中部国際に向けて荷物が発送され、当日夜には中部国際空港に到着していました。荷物は動けば早いな、と感じました。

 

これらの行程を全て合わせると、親族宅に到着するまで9日くらい掛かりました。

 

予想していたより長くなったな...とは思いましたが、DHLのサイトから問題なく追跡できたので、比較的安心でした。

 

 

  • 関税・輸入税

 

結論から述べると、親族が何も言ってなかったので無かったと思われます。

 

理由として、

⚪︎中古だった

⚪︎箱なしだった

ことが挙げられるのかなと思います。

 

スマホなどの輸入にあたって関税、輸入税を気にされる方が多いと思いますが、かかるかどうかは運によるのかな...?となんとなく思いました。
EMSと違って国際配送業社の荷物は税関で引っかかりやすいと言われていて心配してましたが、結果的には追加支払いが無かったので....。(スマホの価値的な問題もありそう)

とりあえず、絶対払わなければならないことはなさそうです。

 

 

  • 感想

まず、想像していた倍は時間がかかったな〜と思います。

中国のサイトでスマホ購入後、验机(欠陥が無いか専門家が調査してくれるサービス)に時間がかかったり、友達宅から配送代行業社に届けられるまでの時間など....全て含めると実際には3週間くらいかかってしまいました。

 

また、その3週間はずっと「引き返されるのではないか」、とか「関税がかかるのではないか」、などと気にかかる部分が多すぎて心が落ち着かなかったです。

このブログを見てスマホ輸入に挑戦しようと決心された方には、「気を強く持って頑張ってください」と伝えたいです。笑 (頑張るのはあくまでも業者さんたちですが...)

 

最後に、今回もいろいろありましたが、なんだかんだ言って、「追跡さえあればいくらでも待てるなぁ」と思いました。(前回の経験を経て....笑)

よっぽどのことがない限り紛失や時間が1ヶ月近くかかることはないと思うのでその点は安心していただいて大丈夫かと思います!

 

 

 

終わり!