モチベはアイドル

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《福岡生活》「南翔饅頭店」に行って上海蟹を食べてきた。

 

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今日はお久しぶりの福岡中華料理探求シリーズ(急に名付けた)

10月〜12月の期間限定ではありますが、福岡で上海蟹が食べたい人の参考になればと思います。

 

 

▷南翔馒头店(南翔饅頭店)

住所:福岡県福岡市博多区住吉1丁目2−82 グランド・ハイアット・福岡B1

営業時間:11:00~20:00

最寄駅:祇園駅

QR決済:可能(paypay)

 

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✍️: 祇園駅から徒歩9分。キャナルシティの隣のホテルのB1にあります。全面鏡張りで、高級感が半端ないお店。予約してから行った方が良さそう。

 

 

浙江省出身の友人に「上海蟹好きなら食べに行こう!」と誘われ、着いて行った先が「南翔馒头店」でした。

どうやらこのお店、福岡以外にも店舗を構えるチェーン店。上海にも似たような名前のお店があったような....。

 

 

 

福岡店はキャナルシティの真横にある大きなホテルの地下にあり、高級感漂う店内です。

写真を撮り忘れてしまいましたが、壁一面が鏡のお店に行ったのは初めてです😂

訪問は11月頭だったので記憶が曖昧ですが、レジの近くにガラス張りの厨房があり、店内の奥の方には個室もあったと記憶しています。

そして既に器や箸がセッティングされた座席が多く、予約する人が多い店なのかなと思いました。接待などで使われるのでしょうか。

 

 

 

 

今回の目的となる「上海蟹(大闸蟹)」は、中国においてもお高めな食材という印象があります。それを日本で食べるとなると、かなり高くなるだろうなと訪問前から予想していました。

 

 

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以前上海で上海蟹と蟹味噌麻婆豆腐、チャーハンを注文した時が一人4千円くらいだったので、今回は蟹だけで大体4千円〜5千円くらいかな、という予想。

 

 

 

www.nansyou.co.jp

ちなみに予想は当たっていました。上海蟹を単品で注文した場合、5500円だそうです。

 

しかし友人はコースを注文するつもりで来たらしいので、それに従います。

そのコースというものが、12月までの期間限定。1ドリンク、蟹味噌入り春巻き、蟹味噌入り小籠包、上海蟹一杯で7480円でした。

 


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最初に出てきたのは小籠包。

日本の小籠包は皮が若干分厚めだったりしますが、ここの小籠包は上海で食べたものと近かったと思います。皮は比較的薄めで割と好みでした。そして蟹味噌と肉が合っていて美味しい...多分12個くらいは食べれる...(食いしん坊かな?)

 


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次に出てきたのが、蟹味噌入り春巻き。

うろ覚えで申し訳ないですが、海老も入っていたと思います。

友達と一緒に「エビは美味しいけど油がすごいね〜」と話していました(笑)

 

でもなんだかんだこれが一番美味しかったかもしれないです...(小声)

エビがぷりっぷりで、春巻き自体のサイズも大きめなので食べ応えがありました。

 


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そして最後に出てきたのが上海蟹

確かメスとオスで味が違うらしいのですが、提供されたものはメスでした。卵の味が濃厚。香りもよかったです。

 

食べる順番としては、以下のようになっていました。

甲羅を取る→卵を酢につけて食べる→甲羅の裏の味噌を吸う→片側の足の関節(?)を折る→一本ずつ足の身を吸い取る(ここで使うのは口だけ!)→残りの関節を折る→同じように足の身を食べていく

 

一緒に行った友達は蟹食べのプロそのもので、この複雑な行程を秒速でこなしていましたw

ゆっくり味わう感じではなかった。

 

なんでそんなに食べるのが上手なのかと聞いてみたところ、「旬の時期(秋頃)になると上海蟹がよく夕飯として出てきていた」と話していました。

私は浙江省出身の友人が多いのですが、今回の友人に限らずみんな小さい頃から家で食べていた、と言います。

だから食べるのが上手なのでしょうね。

確かに自転車と同じように、小さい頃から繰り返し行っていたことは、大人になってからも体が覚えていますよね。

 

それにしても、友人の蟹の足の身を吸い取る様がプロすぎてびっくりしました(笑)

 

 

 

 

肝心なコース自体についてですが...食べ終えてすぐは「この量で7480円か...」と思ってしまうくらいお上品な量でした。

 

そもそも上海蟹という食材自体が量を欲する人に向かないというか...ほとんど身がないので、香りやミソなどの味わいを楽しむ食べ物のように感じられます。

上海で食べた時は、初めての上海蟹という興奮、そして蟹以外のメニューの量が多め、といういろんな要素が重なって満足感が大きかったですが、今回は値段のこともあり、肩透かしを食らったような感覚でした。私のような庶民には早すぎたかもしれない...。

 

...と思っていましたが、しばらく時間が経った現在(3月)改めて考えてみると、割とお得なコースだったのではないかなと思います。そもそも日本では滅多に食べれない上海蟹に加えて、高級店(かどうかは不明だけど高級そうなのは確か)の小籠包と春巻き、アルコール選択可の1ドリンクだと考えると、妥当なお値段だと思います。

 

ただ、上海蟹愛する人上海蟹がものすごく恋しい人、上海蟹をどうしても食べてみたい人、の方が幸せになれるコースな気がします。笑